Oct29
エイジア(Asia)
2013年10月29日 3わのペンギン
バンドのミーティングで「これ簡単そうだしコピーしよう」と
誰かがいって全員が盛り上がるところドラム担当だけが難しい
顔をする曲の最右翼は「湖上の煙」ですがバンド単位だとエイ
ジア(Asia)というのがありました。

これギターはオイシイ処ばかりでリード・ギターに興味ある人
なんかこれ程入門編なのはないですが、ここで意気消沈するの
は「湖上の煙」はドラムだけですが今度はキーボードがくっつ
いてきますので盛り上がっている中一人孤独にはなりません。

とはいえ、30数年前にはアルバムごとのスコアブックがでるか
雑誌に載ったかでないとドラムは「仕方ないっか」と腰は上が
らなかったそうです。そりゃ一番のヒットした曲は○拍子だし
ハイハットの叩き分けやタム回しは○回と細かい上にパワーが
要ると。ですので大抵は雰囲気にドラムがな~んとなく入って
いるのが学祭であったり文化祭でのライブだったそうです。

いやホント、今でもリード・ギターにプレッシャーを感じる層
にはうってつけのデビュー・アルバム。とか。

ベースは毎回張ったばかりのでライブしたと思いきや切れなか
たら半年はそのままだだとか・・・ピック弾きなのですがそれ
だけ右手のアタックは強かったわけです。まーでも当時のコピ
ーでは手数の少ないベースがなかなか息があわないドラムと四
苦八苦したそうです。

何度か休止したり短期間再開したりで今ではヴェンチャーズと
いい勝負なのになってしまいましたが、興味深いエピソードが
あります。その繊細なのかその逆なのかわからないヴォーカル
&ベースさんに過去を振り返って印象のあるアルバムを上げて
もらったら一番商業的にズッコケたのを採り上げました。理由
は、制作をするにあたって前回、その前を凌ぐものにしようと
いう意気込みが一番盛り上がったからだそうです。よくヒット
作にこじつけたかのようなインタビューはドコと誰と探さなく
ても枚多とあるわけですが正直なところ、何であれ、白紙かそ
っちかで次のための準備ってしているのではないでしょうか。

ハイ・ペースでデモもどきを作ってきて手を緩ませずにきてい
ますが次はまったくわからないのがこの頃の私です。
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