Three Penguins

ジム・ホールはビル・エヴァンスとの２枚とパット・メセニー
とのこちらものデュオしか持ってないですが動画とかは観てい
ました。ポケットを知らないわけでないけど手持ちが少ない、
何でかな～と思ったら、レーベルとプロデューサーが理由でし
た。

さて。ジャズ・スタンダード・セッションは９ヶ月ぶりでした。
私にとっては「身を律する」セッション。前フリはありました
が「～スタンダード・ブック」に入っている曲をどれくらい知
ってるかのテストみたいなもので普段のスタジオですと録音し
たのを聴き返して作業とかするのですがこの類のセッションだ
と参考アルバムを聴いて「誰がどうしたい」ってのを確認して
自分はどうだったか、次はどうしようと思案にふけるんです。

Ｆブルースからの定番はなく初っ端はボサノヴァ・コーナー。
パーカッションだと多少の緊張は緩むのですがドラムだとそう
はいっていられません。おまけにジャズ系用のスネア・ドラム
は半年ぶりに使うのでどの音程のリム・ショットを使うかで最
初は終始して次のテイクから目安をつけてＩ師匠曰く「水平線
を端から端まで見渡すように」「波打ち際を歩くように」シン
バルをと。今回はソロでシングル・トーンでというより和音を
織り交ぜてというパターンが多かったのでこちらからどうする
ことは減らしました。

次はお題もの、ブラシでということでしたのでここから最後ま
ではスティックと半々でした。最近リリースされた誰とは限ら
ず持ち替えるのって少ないし個人的にも片方で通したいことが
あってテンポが何であれメインはブラシ・ワークでした。去年
位か高速でもブラシというのが流行ってそれに関心があったの
とワケありスネアもヘッドを張り換えて３回位なのでスティッ
クは少なかったです。ブラシの方が使う面積が広いので状態を
みるにはこっちかなと。

スタジオ・セッションということもあって交代はなく流れで次
の曲をというので時間は過ぎていきました。ドラム／パーカッ
ションはなまじ手加減をするとケガのもとになりがちですが、
ジャズ・スタンダードだと２テイク目からは主導権の争奪○に
なる反面、自分自身を見直すことになるのでその前にグループ
・レッスン何度かでていて無駄ではなかったなと。次のお題も
ほぼ決まったので、早くお目当てのブラシを見つけなくてはと
思っております。