Jun19
「クラシック、ブルー」Rec日記その26
2009年6月19日 唄日和
10.紫陽花
2003年作曲。個人的に非常に気に入っている曲です。
サビのメロディーがひとつ抜けた感があって、作った当時は一人で興奮してました。
バンド時代は疾走感のあるギターロックアレンジだったのですが、今回はスウィングさせてポップス寄りのアレンジにしました。
聞いてる音楽の影響からか、こういうアレンジが僕のメロディーには合うような気がします。
演奏は非常に難しく、全ての楽器において苦労しました。
結局ドラム録りも最後になってしまって、制作が最後までずれこんだ曲になってしまいました。
アルバムの終盤において、最後へ向かっていくいい助走になったのではないでしょうか。

11.ジエンド
2002年作曲。このアルバムに収録されている曲の中で一番古い曲です。
この曲をやりたいがために「クラシック、ブルー」という企画が持ち上がったと言っても過言ではないです。
バンド時代においても転機となった曲で、もっともたくさん演奏されてはいますが、この曲を巡って様々な出来事が起きました。
バンドとは、音楽とは何かを考えさせられた曲です。
今回のアレンジでは印象的だったギターリフは排除。メロディーを活かす形でアレンジしていきました。
それに合わせてBメロはメロ、歌詞共に変更しています。
比較的制作初期にレコーディングしたのですが、この曲のアレンジが他の曲の方向性を定めていきました。
突き抜けるようなサビメロがアルバムの最大のクライマックスを演出します。

12.どんな未来
2003年作曲。バンド時代にも一番大事な曲でした。たくさんの思い入れのある楽曲です。
自分という人間が非常に出ている曲ですね。
作ってから6年以上の歳月が過ぎていますが、未だにこの時の感情は持ち合わせている気がします。
今回のアレンジでは、変拍子を使い雰囲気を変えています。
幻想的なイメージが増したのではないでしょうか。
ベースは伊藤くんに弾いてもらいました。
制作しながら楽曲は増えていきましたが、この曲だけは最後に入れようと最初から決めていました。
結局はここに戻ってきて、気持ちを新たにできる曲です。


いよいよ今日が発売日当日。
「クラシック、ブルー」Rec日記も今回で最終回です。
やっと皆さんのもとにお届けできます。
非常に長い時間をかけただけあって、とにかく気に入っています。
挑戦的な内容で、拙い部分もありますが、いい曲が揃っています。
感想等いただけたら幸せです。
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