Jun13
スクラップへのカウントダウンその12-4
2008年6月13日 唄日和
4曲目は「海の色は」。
収録曲の多くが恋愛をテーマにしてるけれど、この曲はまたちょっと違った視点。
無邪気に遊ぶ子供達を見て、新しい世界に希望を見ている曲。
子供というのはきっと僕らが見ていないもの、見えていないものも見てると思う。
昔僕らにも見えていたハズのものだと思うんだけどね。

作曲時期は「かけがえのないもの」よりも後。「スクラップ」というテーマが立ち上がった頃の曲。収録候補から外れたり入ったりと色々あった曲だけれど、歌詞とアレンジを変えたらすごくよくなったので最終的に収録の運びに。
元々はストラトでカッティングメインのギターアレンジだったんだけど、一度白紙に戻してアレンジし直した時に、レスポールに持ち替えて左右のオクターブ奏法をメインにしたロックアレンジにした。
レスポール→マーシャル直のふくよかなサウンドがゆっくりと押し寄せる波音のようになって、歌詞を書き直す際にもイメージを膨らませてくれた。
そして曲頭から最後にフェードアウトするまで流れ続けるアルペジエーターのアイデアが生まれたワケだ。
収録曲中、季節感が漂う曲は多いけれど、この曲は最も強く出ていると思う。
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