Jun12
スクラップへのカウントダウンその11-5
2008年6月12日 唄日和
5曲目は「初恋カスタム」。

作曲時期は「アライヴ」と同じくらい。大分昔に作った曲が元になっている。
作った当時の心境が一番出ていて、自分の中でもとても大事な曲になっている。
少しずつ心境も移り変わっていき、それに合わせるように曲自体も少しずつ形を変えてきた。
タイトルに「カスタム」とついているのには、作った当時と比べて曲の姿が少し違うからだ。

この曲は本当にたくさんアレンジをして、たくさんレコーディングがされている。
以前のバンドでもお蔵入りにはなってしまったけどレコーディングはされていたし、その後リリースしたソロ名義での1stアルバムにはピアノとストリングスだけのシンプルなアレンジで収録している。その後「カスタム」した後にも何度かレコーディングが試みられ、今回収録されるのはそれらの中からピックアップしたものだ。
いくつもある姿から一番力強いアレンジを選んだ。今、唄日和のライブでは頻繁にこの曲が演奏されているが、今回の収録ではイントロのコード進行などに若干アレンジを加えている。
本来ピアノで演奏されている印象的なイントロのフレーズはギターで演奏している。
左に振ったバッキングギターや右で鳴っているアルペジオも同様にギブソンレスポールスタンダード一本で録っている。
しかしこの曲は非常にピアノとの相性が良いので、ピアノも全編に渡って弾いている。
ストリングスアレンジも加え、大分リッチな印象になった。
現在のライブで演奏されているものに近いものは次回アルバム「クラシック、ブルー」に収録予定。
コメントを投稿するにはAudioleafへログインしてください。