Jun5
スクラップへのカウントダウンその6-10
2008年6月05日 唄日和
発売日も迫ってきたので、今回より1曲ずつ曲紹介をしていきます。
カウントダウンのとおり、10曲目からさかのぼっていきます。

10曲目は「かけがえのないもの」。
10曲中一番最初にアレンジはできあがってました。「スクラップ」というテーマが立ち上がる前からあった曲で、何度か出来上がった曲をふるいにかけた時も収録候補曲から外れなかった曲。
「初恋カスタム」の後日談といえるストーリーで、少しだけ大人になった様子を描いています。

今回のアルバムでの使用ギターはほとんどがギブソンレスポールスタンダードを使用していますが、この曲はアレンジした時期が違うので、フェンダーメックスのストラトキャスターをメインにしています。後半サビでのストリングスに寄り添うように弾いているギターアレンジが気に入ってます。ソロはないですが、アルペジオを全編に渡って弾いているので、なかなか苦労した覚えがあります。
全ての楽器を唄に寄り添うようにアレンジしました。ドラムのオブリであったり、ストリングスのフレーズであったり。
ストリングスはシンセの音源なんですが、きちんとパートごとにプログラミングしています。
きちんと(?)オーケストラのようになっている音色もあるのですが、どれもしっくりこなかったので、バラバラに分けました。確か2バイオリン、ビオラ、チェロのカルテットにしていると思います。弦楽器の知識はないので、音の高低で音色を決めました。

曲を作った時期はスランプで、なかなか良い曲が書けずに悩んでいましたが、この曲を書いたことで自身を取り戻しました。
この曲を書いてしばらくして、「スクラップ」というテーマが立ちあがることになります。
アルバムの中では最後の曲ですが、この曲からこのアルバムは始まりました。
思い入れは相当深いです。アレンジが難しいのでまだライブでは披露していませんが、そのうち演奏したいですね。
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