松本さふらん

　おお、なんか随分あいだを空けてしまった…
　お盆休みの時に「もんしろちょう」という曲を録音していたのでした。
　この録音の前奏が長いのは元々ギター二本のアンサンブルにする計画だったからです。
　でもなんか編曲する意欲をなくしてしまっていて、結局弾き語りになったわけですが、そのなんだ、元の曲がよく書けてるからいいじゃねえか！
　…ただ威張れない理由もあって、実はこのメロディ自体かなり前に書いたものなんですね。二番なんかは早口でちょっとラップっぽかったりして(当社比)、あの時代の影響を受けてるなあと遠い目をしたくなったりするのです。

　詞は最近書いたものなんですよ。散歩していたら“まださなぎだと言い聞かせて～”というフレーズが浮かんだので、家に帰ってそのまま一気に書いてしまったのです。
　昔の自分に向けて歌っているような、若い友人を歌っているような、いや結局今の自分についてなのかな？と、まあ幅広い人にむけた歌だ。
　基本“だれもが”とかいう言葉は使わない主義なんですが、今回はあまり理性的になりたくなかったか使っていますね。うん、普遍的なものもいいよなあ。

　鳥とか蝶とか飛ぶものが好きです。この曲のタイトル、蝶なら何でもよかったのですが、あえて“もんしろちょう”にしたのは、自分の母方の家紋がこのもんしろちょうだからでしょう。日頃からすこし特別視している向きがある。
　ああ結局自分の血についての歌なのかなあ、というオチでした()