この日曜はハイキングに行っていました。運動不足解消と少し思索に入るにちょうどいい時間だったようです。途中で野生動物に妨害されたりもしたが…まあこの話はやめておこう(笑
そのハイキングの最中、“会いたい”と連呼するような曲が多いのはなぜか!?とか考えていました。なに、それは“会いたい”という思いが人に普遍的に潜在する感情だからさ。と素直に考えるとこうなりますね。
でもさ、こういう歌を書いているのっていわゆる「リア充」なわけで、こいつらは普段“会えてる”んだよ。逆に“会えない”状態が異常だから、それで前後を失って“会いたい”ソングを書いちゃうんじゃないかな、とアンチ「リア充」のわたしなんかは考えるのです。
“会えない”ことが常態のやつはこんな歌つくったりしないよ。むしろ数少ない“会えてる”状態をノーテンキに歌いたがるもんだと。
このようにイヤミ半分ヒガミ半分(悪意ばっかじゃないか!) “会いたい”現象について考えてみると、なんとなく自分が“会いたい”ソング――ラブソングを書かない理由もつまびらかになってくる。
前に書いた「ロンド」なんかは日和ったうえでの例外で、だいたいは男女好き嫌いは問わず、“会えてる”状態を奇貨おくべしと曲にしているのですね。その返す刀は、会いたい?会えない?そんな分り切ったことを歌ってどうするんだ!とバッサリ鋭いのでござる。
こういう事情を詞にしようと今日仕事の合間に何行か書いていたら、なんとまあ最後まですらすらいってしまったのです。次にバンドに持っていく予定の曲なので、色々はかどっていいなあと思う反面、少し自分を書き過ぎたかなあという反省も…
この曲を「朝焼けの歌」と名づけました。夕焼けの名曲は多いけどその反対は無さそうだしいいかなと(笑)名曲になるかはわからないけど、大作にしたいな。近いうちに録音して公開するのでまたお付き合いいただけたらさいわいです。(ブログタイトルちょいとかえました)
「朝焼けの歌」
悲しい思いを奇貨とするなら
心をふるわす歌にかわるだろう
でもそれはありふれた日常だから
心に届かず 空を切る 枯葉のように
何かあったはず 手帳の空白
とがった鉛筆 されども走らない
落とす文字がすべて影だとしても
残るものならば少しはましだろう
そう甘い夢があったんだ
また苦い別れもしたんだ
ねむれず 夜が明けるまで
ひとりで ひとりきりで
日が昇るさまを見つめていた
心の中でしか名前を呼べない
古い友達や かたきや 恋人は
同じように僕を呼んでくれるかな
つらい身の上であろうと柔らかく
喜びに枯葉はなびくよ
でもすぐに重みでしずむよ
そして今 朝霧にうるんでゆく
歌うよ 悲しくもなく
喜びもない 朝焼けの歌
歌うよ 悲しみこえて
喜びをこえて 歌うよ
悲しい思いを奇貨とするなら
心をふるわす歌にかわるだろう
でもそれはありふれた日常だから
心に届かず 空を切る 枯葉のように
そのハイキングの最中、“会いたい”と連呼するような曲が多いのはなぜか!?とか考えていました。なに、それは“会いたい”という思いが人に普遍的に潜在する感情だからさ。と素直に考えるとこうなりますね。
でもさ、こういう歌を書いているのっていわゆる「リア充」なわけで、こいつらは普段“会えてる”んだよ。逆に“会えない”状態が異常だから、それで前後を失って“会いたい”ソングを書いちゃうんじゃないかな、とアンチ「リア充」のわたしなんかは考えるのです。
“会えない”ことが常態のやつはこんな歌つくったりしないよ。むしろ数少ない“会えてる”状態をノーテンキに歌いたがるもんだと。
このようにイヤミ半分ヒガミ半分(悪意ばっかじゃないか!) “会いたい”現象について考えてみると、なんとなく自分が“会いたい”ソング――ラブソングを書かない理由もつまびらかになってくる。
前に書いた「ロンド」なんかは日和ったうえでの例外で、だいたいは男女好き嫌いは問わず、“会えてる”状態を奇貨おくべしと曲にしているのですね。その返す刀は、会いたい?会えない?そんな分り切ったことを歌ってどうするんだ!とバッサリ鋭いのでござる。
こういう事情を詞にしようと今日仕事の合間に何行か書いていたら、なんとまあ最後まですらすらいってしまったのです。次にバンドに持っていく予定の曲なので、色々はかどっていいなあと思う反面、少し自分を書き過ぎたかなあという反省も…
この曲を「朝焼けの歌」と名づけました。夕焼けの名曲は多いけどその反対は無さそうだしいいかなと(笑)名曲になるかはわからないけど、大作にしたいな。近いうちに録音して公開するのでまたお付き合いいただけたらさいわいです。(ブログタイトルちょいとかえました)
「朝焼けの歌」
悲しい思いを奇貨とするなら
心をふるわす歌にかわるだろう
でもそれはありふれた日常だから
心に届かず 空を切る 枯葉のように
何かあったはず 手帳の空白
とがった鉛筆 されども走らない
落とす文字がすべて影だとしても
残るものならば少しはましだろう
そう甘い夢があったんだ
また苦い別れもしたんだ
ねむれず 夜が明けるまで
ひとりで ひとりきりで
日が昇るさまを見つめていた
心の中でしか名前を呼べない
古い友達や かたきや 恋人は
同じように僕を呼んでくれるかな
つらい身の上であろうと柔らかく
喜びに枯葉はなびくよ
でもすぐに重みでしずむよ
そして今 朝霧にうるんでゆく
歌うよ 悲しくもなく
喜びもない 朝焼けの歌
歌うよ 悲しみこえて
喜びをこえて 歌うよ
悲しい思いを奇貨とするなら
心をふるわす歌にかわるだろう
でもそれはありふれた日常だから
心に届かず 空を切る 枯葉のように
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