あの日以来、あなたのことが忘れられません。
ほとんど毎日会っているというのに、夜ベッドに入ると‘あの人はどうしているだろう’とばかり考えてしまって、夜もろくに眠れません。あなたの中に入ると、もう心地よさに体の震えが止まらないんです。
はぁ。
大好きです 副都心線。
最高だ。
最高である。
やっぱり生きてて良かった。この世のパラダイスは地下にあったのだ。
期待通りの働きでござります、副都心線殿。よっ、大統領っ。
ところがだ、副都心線が開通して以来、なにやらあまり良いうわさを聞かない。
発着の遅延・停電・自動運転装置の不具合etc.....。
止む無し。
止む無しですぞ、みなさま。人間ですもの、ミスはあります。遅延だって、、、あるじゃない、生きていればありますよ。そんなに急がなくたって歴史は動いてしまうほど脆弱ではないはずだ。そんなに遅れてしまうのも、それだけ人気の証拠。きっと、‘まま、そんなに焦らずお茶でも一杯’と教えているのだとトムには聞こえる。
さて、副都心線のヘビーサポーター(注:こんな言葉はない)であるトムは、縁のある停車駅が多い。副都心線をサポートする一助としても、沿線の紹介をトムの知る限り紹介しようかと思う。
そうだ、今思いついた。コーナーにしよう。先日記事にも書いたが、トムは‘コーナー’なるものが、ラジオ、あレィディオみたいで好きだと。コーナー名はどうしよう。とりあえず、「ぶらリ~トム」というのがすぐ思いついたのでこれにする。この記事の題も変えよう。コーナー名、良い案があれば募集します。
さて、「ぶらリ~トム」第一回は、‘雑司が谷’のご紹介である。
いつかの記事でも、この‘雑司が谷’について少し触れたかと思う。ちなみに、副都心線が開通して気づいたことなのだが、副都心線の駅における表示は「雑司が谷」、都電荒川線や町の表記としては「雑司ヶ谷」である。
‘副都心’沿線にあり池袋にすぐ近い場所にありながら、この雑司ヶ谷は未だに下町の情緒にあふれ、都会の喧騒を忘れさせてくれる町だ。
どこか懐かしい商店街、お店の人と立ち話する近所のおばちゃん、犬を散歩するご老人、のんきに寝転ぶ猫。
雑司ヶ谷を走る都電荒川線、俗に言う‘チンチン電車’は、その情緒をわかりやすく伝えてくれる光景の一つかもしれない。なぜ‘チンチン電車’というのかというと、乗れば数秒後にはわかる。発車のたびに運転士さんが、なんかこう、紐をグイっとひっぱって鐘を鳴らすのだ。その音が‘チンチーン’っと鳴るのである。うむ、哀愁の良き音色である。
雑司ヶ谷といえば、鬼子母神である。
この鬼子母神は安産・子宝・子育ての神を祭った神社である。鬼子母神発祥のエピソードはまたの機会に。
鬼子母神の参道周辺の雰囲気は特にその落ち着いた昔懐かしい空気を感じさせてくれる。境内には昔ながらの駄菓子屋がある。これがまた良い。やさしそうなおばぁちゃんが、やさしく迎えてくれる。猫を飼ってるのだろうか、そのかわいらしい猫が駄菓子が並んでいる棚の上で昼寝していたりする。
ところでトムは祭男だ。
はっぴを着て掛け声をあげて町を練り歩く人々、あれをずっとやっていた。こんなような格好で。皆様も目にしたことがあるだろう。
毎年10月くらいに鬼子母神の祭にも参加していた。「お会式」(おえしき)という結構大きい祭で、出店も多いし客も多くて非常に盛り上がる祭のひとつだ。
トムは‘纏’(まとい)というものの専門であった。説明が難しいが、この纏を振りながら、なんというか、荒々しいパフォーマンスで町を練り歩く。‘チョイヤサっ’とか‘シャーっ’とか大声上げながら、オラオラで練り歩く。本当に楽しい。そういえば、この鬼子母神の数年前のお会式の宣伝用ポスターに、トムの纏を振るう姿が使われていてすごくうれしかった。もらっときゃよかった、あのポスター。
露店もたくさん出るので散歩がてら、女性はお参りがてら、鬼子母神に祭りを感じに来てみてはいかがか。
グルメに関しても、雑司が谷周辺はあなどれない。
とりあえず紹介しやすいところで言うと、みんな大好きつけ麺。‘梅もと’というつけ麺店はなかなか良い。まず店内が面白い。ラーメン屋には珍しく、奥に座敷がある。そしてなにより、量が尋常ではない。そう、文字通り、尋常ではない。中盛、大盛の上にさらに10玉分、20玉分と天井知らずの量。たしか、最高レベルの量が‘流星盛’とかいう。他に‘ブラックホール’とかいうのもあった。この辺になると完全にフードファイトになる。その量でも、一律700円。やすっ。自信のある方は是非チャレンジを。その際はトムに連絡ください。横で見ていたい。ただ、残したら罰金が科せられる。
メンチカツやハンバーグのめちゃくちゃおいしい、ビストロ風(意味わからず使用)レストランなんかもあるが、これは教えられない。あと蕎麦屋とか。コーヒーのおいしいカフェとか。
都会の喧騒に疲れたそこのあなた、雑司ヶ谷でその傷ついた羽を慰めに来てみてはいかがか。
昔懐かしい下町の情緒が、あなたをやさしく迎えてくれるでしょう。
あ、
副都心線を使ってね。
以上、東京メトロの回し者でした。
ほとんど毎日会っているというのに、夜ベッドに入ると‘あの人はどうしているだろう’とばかり考えてしまって、夜もろくに眠れません。あなたの中に入ると、もう心地よさに体の震えが止まらないんです。
はぁ。
大好きです 副都心線。
最高だ。
最高である。
やっぱり生きてて良かった。この世のパラダイスは地下にあったのだ。
期待通りの働きでござります、副都心線殿。よっ、大統領っ。
ところがだ、副都心線が開通して以来、なにやらあまり良いうわさを聞かない。
発着の遅延・停電・自動運転装置の不具合etc.....。
止む無し。
止む無しですぞ、みなさま。人間ですもの、ミスはあります。遅延だって、、、あるじゃない、生きていればありますよ。そんなに急がなくたって歴史は動いてしまうほど脆弱ではないはずだ。そんなに遅れてしまうのも、それだけ人気の証拠。きっと、‘まま、そんなに焦らずお茶でも一杯’と教えているのだとトムには聞こえる。
さて、副都心線のヘビーサポーター(注:こんな言葉はない)であるトムは、縁のある停車駅が多い。副都心線をサポートする一助としても、沿線の紹介をトムの知る限り紹介しようかと思う。
そうだ、今思いついた。コーナーにしよう。先日記事にも書いたが、トムは‘コーナー’なるものが、ラジオ、あレィディオみたいで好きだと。コーナー名はどうしよう。とりあえず、「ぶらリ~トム」というのがすぐ思いついたのでこれにする。この記事の題も変えよう。コーナー名、良い案があれば募集します。
さて、「ぶらリ~トム」第一回は、‘雑司が谷’のご紹介である。
いつかの記事でも、この‘雑司が谷’について少し触れたかと思う。ちなみに、副都心線が開通して気づいたことなのだが、副都心線の駅における表示は「雑司が谷」、都電荒川線や町の表記としては「雑司ヶ谷」である。
‘副都心’沿線にあり池袋にすぐ近い場所にありながら、この雑司ヶ谷は未だに下町の情緒にあふれ、都会の喧騒を忘れさせてくれる町だ。
どこか懐かしい商店街、お店の人と立ち話する近所のおばちゃん、犬を散歩するご老人、のんきに寝転ぶ猫。
雑司ヶ谷を走る都電荒川線、俗に言う‘チンチン電車’は、その情緒をわかりやすく伝えてくれる光景の一つかもしれない。なぜ‘チンチン電車’というのかというと、乗れば数秒後にはわかる。発車のたびに運転士さんが、なんかこう、紐をグイっとひっぱって鐘を鳴らすのだ。その音が‘チンチーン’っと鳴るのである。うむ、哀愁の良き音色である。
雑司ヶ谷といえば、鬼子母神である。
この鬼子母神は安産・子宝・子育ての神を祭った神社である。鬼子母神発祥のエピソードはまたの機会に。
鬼子母神の参道周辺の雰囲気は特にその落ち着いた昔懐かしい空気を感じさせてくれる。境内には昔ながらの駄菓子屋がある。これがまた良い。やさしそうなおばぁちゃんが、やさしく迎えてくれる。猫を飼ってるのだろうか、そのかわいらしい猫が駄菓子が並んでいる棚の上で昼寝していたりする。
ところでトムは祭男だ。
はっぴを着て掛け声をあげて町を練り歩く人々、あれをずっとやっていた。こんなような格好で。皆様も目にしたことがあるだろう。
毎年10月くらいに鬼子母神の祭にも参加していた。「お会式」(おえしき)という結構大きい祭で、出店も多いし客も多くて非常に盛り上がる祭のひとつだ。
トムは‘纏’(まとい)というものの専門であった。説明が難しいが、この纏を振りながら、なんというか、荒々しいパフォーマンスで町を練り歩く。‘チョイヤサっ’とか‘シャーっ’とか大声上げながら、オラオラで練り歩く。本当に楽しい。そういえば、この鬼子母神の数年前のお会式の宣伝用ポスターに、トムの纏を振るう姿が使われていてすごくうれしかった。もらっときゃよかった、あのポスター。
露店もたくさん出るので散歩がてら、女性はお参りがてら、鬼子母神に祭りを感じに来てみてはいかがか。
グルメに関しても、雑司が谷周辺はあなどれない。
とりあえず紹介しやすいところで言うと、みんな大好きつけ麺。‘梅もと’というつけ麺店はなかなか良い。まず店内が面白い。ラーメン屋には珍しく、奥に座敷がある。そしてなにより、量が尋常ではない。そう、文字通り、尋常ではない。中盛、大盛の上にさらに10玉分、20玉分と天井知らずの量。たしか、最高レベルの量が‘流星盛’とかいう。他に‘ブラックホール’とかいうのもあった。この辺になると完全にフードファイトになる。その量でも、一律700円。やすっ。自信のある方は是非チャレンジを。その際はトムに連絡ください。横で見ていたい。ただ、残したら罰金が科せられる。
メンチカツやハンバーグのめちゃくちゃおいしい、ビストロ風(意味わからず使用)レストランなんかもあるが、これは教えられない。あと蕎麦屋とか。コーヒーのおいしいカフェとか。
都会の喧騒に疲れたそこのあなた、雑司ヶ谷でその傷ついた羽を慰めに来てみてはいかがか。
昔懐かしい下町の情緒が、あなたをやさしく迎えてくれるでしょう。
あ、
副都心線を使ってね。
以上、東京メトロの回し者でした。
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