「目からうろこ」
⇒あることをきっかけとして急に物事の真相や本質がわかるようになること
『広辞苑』より
目にうろこがついていては何も見えない。そのうろこが取れたらすっきりものがみえるような感覚である。
たった今、目からうろこが落ちた。最近の謎、No.1が解決したのである。この章を書いている最中に。
コンビニでよく見かけるコーヒー飲料。特にストローで飲むタイプのもの。
いろんな種類があるが、その多くには牛乳が入っている。‘砂糖不使用’というものもよく増えている。砂糖を使わず、牛乳をにより甘さを稼ぐわけだ。
それらコンビニのコーヒー飲料のパッケージで、皆さんは見かけたことはないだろうか。「生乳**%」という表示を。
トムはこれを見てからてからというものの、ずっと気になっていた。この表示を見るたびに。
この「生乳」を、‘なまちち’と読んでいたのだ。
わかっている。
そんなわけないのは。
コンビニで全国流通しているパッケージに‘なまちち’と読ませる表示が乱発されるのは、さすがにないだろうと。
‘なまちち’では、さすがに響きが淫靡(いんび)過ぎる。
トムだっておそらく違うだろうと思いながらも、しかしながら「生乳**%」の表示を見るたびに、‘なまちち**%’と心の中でつぶやいていた。
先日も、お世話になっている上司に当たる方(甘党)とコンビニにコーヒーを買いに行った際、
「**さん、これ‘なまちち50%’ですよ」と、つい口にしてしまった。
コーヒーを手にしたまま。
白昼堂々と。
‘なまちち50%’と。
その会話の前後関係や背景を聞かずに、その会話だけを耳にしたら大変な誤解を生むことは必至である。
なまちちが50%ということは、半分がなまちちなのである。バファリンだって半分は優しさなのに。風邪だって一発で治りそうだ。
うすうすわかっていたのだ。
‘せいにゅう’なのではないかと。
なぜ「生乳」を‘せいにゅう’ではなく、‘なまちち’と読みたかったのかというと、‘せいにゅう’は「精乳」だろうと思ったのだ。
そして、「精乳」は、牛から搾った乳を加熱処理などをして製品として売るために必要な、牛乳の加工作業(過程)のことではないかと想起したからなのである。
上記した最近の謎No.1とはこれだ。
つまり、「生乳50%」は‘せいにゅう50%’なのか、はたまた‘なまちち50%’なのか。
どちらもありうる、う~む、っと悩み続けていた。
この謎を皆さんに提示しようと、手始めに‘なまちち’で変換したら、「生父」と出た。
これは怖い。嫌だ。「焼き父」も嫌だが「生父」はもう少し嫌だ。父生け作りなどの言葉を連想してぞっとした。速攻で消した。
まさか 、と思い ‘せいにゅう’で 変換してみた。
出た
「生乳」だ
トムは 歓喜した。
ここ数日の懊悩が 走馬灯のように めぐった。
つい‘プロジェクトX’風に語ってしまったが、皆さんにも考えてもらおうかと思って書き始めたら、期せずしていきなり解決してしまったのである。
そうか、「生乳」は‘せいにゅう’だったのか。ふむ。
これこそが 「目からうろこが落ちる」 である
トムは またひとつ 学んだ
〔追記〕
全世界公開のインターネット上に、惜しげもなく‘なまちち’と連呼してしまったことを、ここに深謝する。
決して他意があったわけではない。純粋なる迷いというか疑問である。
思えば、人生という旅路にもこれと似たものがあるだろう。迷いとは時としてわずらわしくもあるが、考えようによっては贅沢なことである。
願わくば、このブログが当局からの削除を受けないよう、祈るばかりである。
2008.6.8 某漫画喫茶において トム
⇒あることをきっかけとして急に物事の真相や本質がわかるようになること
『広辞苑』より
目にうろこがついていては何も見えない。そのうろこが取れたらすっきりものがみえるような感覚である。
たった今、目からうろこが落ちた。最近の謎、No.1が解決したのである。この章を書いている最中に。
コンビニでよく見かけるコーヒー飲料。特にストローで飲むタイプのもの。
いろんな種類があるが、その多くには牛乳が入っている。‘砂糖不使用’というものもよく増えている。砂糖を使わず、牛乳をにより甘さを稼ぐわけだ。
それらコンビニのコーヒー飲料のパッケージで、皆さんは見かけたことはないだろうか。「生乳**%」という表示を。
トムはこれを見てからてからというものの、ずっと気になっていた。この表示を見るたびに。
この「生乳」を、‘なまちち’と読んでいたのだ。
わかっている。
そんなわけないのは。
コンビニで全国流通しているパッケージに‘なまちち’と読ませる表示が乱発されるのは、さすがにないだろうと。
‘なまちち’では、さすがに響きが淫靡(いんび)過ぎる。
トムだっておそらく違うだろうと思いながらも、しかしながら「生乳**%」の表示を見るたびに、‘なまちち**%’と心の中でつぶやいていた。
先日も、お世話になっている上司に当たる方(甘党)とコンビニにコーヒーを買いに行った際、
「**さん、これ‘なまちち50%’ですよ」と、つい口にしてしまった。
コーヒーを手にしたまま。
白昼堂々と。
‘なまちち50%’と。
その会話の前後関係や背景を聞かずに、その会話だけを耳にしたら大変な誤解を生むことは必至である。
なまちちが50%ということは、半分がなまちちなのである。バファリンだって半分は優しさなのに。風邪だって一発で治りそうだ。
うすうすわかっていたのだ。
‘せいにゅう’なのではないかと。
なぜ「生乳」を‘せいにゅう’ではなく、‘なまちち’と読みたかったのかというと、‘せいにゅう’は「精乳」だろうと思ったのだ。
そして、「精乳」は、牛から搾った乳を加熱処理などをして製品として売るために必要な、牛乳の加工作業(過程)のことではないかと想起したからなのである。
上記した最近の謎No.1とはこれだ。
つまり、「生乳50%」は‘せいにゅう50%’なのか、はたまた‘なまちち50%’なのか。
どちらもありうる、う~む、っと悩み続けていた。
この謎を皆さんに提示しようと、手始めに‘なまちち’で変換したら、「生父」と出た。
これは怖い。嫌だ。「焼き父」も嫌だが「生父」はもう少し嫌だ。父生け作りなどの言葉を連想してぞっとした。速攻で消した。
まさか 、と思い ‘せいにゅう’で 変換してみた。
出た
「生乳」だ
トムは 歓喜した。
ここ数日の懊悩が 走馬灯のように めぐった。
つい‘プロジェクトX’風に語ってしまったが、皆さんにも考えてもらおうかと思って書き始めたら、期せずしていきなり解決してしまったのである。
そうか、「生乳」は‘せいにゅう’だったのか。ふむ。
これこそが 「目からうろこが落ちる」 である
トムは またひとつ 学んだ
〔追記〕
全世界公開のインターネット上に、惜しげもなく‘なまちち’と連呼してしまったことを、ここに深謝する。
決して他意があったわけではない。純粋なる迷いというか疑問である。
思えば、人生という旅路にもこれと似たものがあるだろう。迷いとは時としてわずらわしくもあるが、考えようによっては贅沢なことである。
願わくば、このブログが当局からの削除を受けないよう、祈るばかりである。
2008.6.8 某漫画喫茶において トム
コメントを投稿するにはAudioleafへログインしてください。