Mar18
日記
2006年3月18日 住職
今日はスタジオでした、7時間。長いだろ~なと思ってたんですが、ちょこちょこ休憩を入れながらやってると、気が付くと時間がたってるって感じです。実質音出してたのは半分くらいじゃないかな、あとはなんやかんや話してたりタバコすってたり、ベルリン映画祭の受賞記念パーティーに紛れ込んでたり・・・

ほんとに紛れ込んでたんです。

簡単に説明すると、まずうちのボーカルのフミ君はとある専門学校、これがまたずいぶんデカイ学校なんだけど、そこの企画担当みたいな仕事をしてるんです。ほんでそこのスタジオが使えるってんで、じゃあ新曲もあるし長い時間スタジオに入って新曲練ったりライブに向けて練習しようじゃないのってことでやってたんですよ。

そして今日、専門学校のスタッフがプロデュースした映画がベルリン映画祭(正式名称は失念しました)でアジア最優秀賞をとったってんで、その記念パーティーを学校内でやってたんです。

僕ら、全然関係ないですよね?

話がおかしくなっていったのは、とある一服タイムの時でした。一足先に喫煙コーナーに行ってたフミ君が、なにやら親しげにご婦人と談笑しておるぞと。気さくながらも何やら只ならぬオーラが出てゐるぢゃあないか。

しかし僕も立派な大人、「あ、どうもコンニチハ~☆」と丁寧に挨拶し、みんなとタバコ吸ってたんです。フミ君は相変わらず談笑中。あの人も学校の先生かね、なんて思いながら横にいたら

「そうだ、あなた達も是非いらっしゃいよ!」

何処に?そりゃ受賞記念パーティーですよ。ゴリ押しで連れてかれた先はもうなんつーかな、貴族の宴ですよ、The 立食パーティー。立ち食いじゃねーよ、”リッショク”だよ。全員スーツorドレス。僕らはいつものカッコ。

うん、帰りたい。

しかしフミ君の顔も立てねばなるまい。こりゃどうしたもんかなと途方にくれてると、先程のご婦人が「好きなもの召し上がってね!」。「いやあ、お腹いっぱいでして」と僕。嘘つくなよ、朝から食ってねーだろ。「あらそう、ならお酒もあるわよ」、「あ、じゃあ頂きます」。その人、ボーイさんみてーな人呼んでくれてさ、ビール持って来てくれたんだ。いやあスイマセンね、って飲んだよ。ビールなんか普段飲まねーのにさ、だって苦いじゃん。フミ君と純君はこの学校の卒業生なんだけどさ、俺のことまでその専門学校のOBだと思ってるご様子で、もー俺も開き直ってそのつもりで会話してました。

そしてフミ君に「早くスタジオ戻ろうよ!」とテレパシーを送り続けること数分、なんとか脱出。いやあ面白かった。貴重な経験でしたね~。ところでさっきのおばさん誰?ってフミ君に聞いたら「ああ、理事長ですよ」だってさ。ビール取ってくれたり、いい人だったなあ~。。他にも10校ぐらい持ってる理事長なんだってさ、そりゃオーラ出てるわな。。

体が心地よい疲労感に包まれております。
風呂入って映画見て、寝よっと。
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