Apr24
灯り
2009年4月24日 strange world's end
出掛けて酒を飲み、帰りに夜のバスに乗る。

時間的に乗客も疎らだが、途中で少し増える。
かと言って満員という訳でもない。

乗り降りする会社員や学生を見る。

iPodで無性にNew OrderとNumber Girlが聴きたくなる。

途中のバス停でバスを待っていた高校生のカップルは、手を振り合い、彼女の方が車内に。彼氏の方は見送る。

あるバス停では老婆がもたつきながらも、降りて行く。

別のバス停では疲れ果てた顔をした会社員風の男が溜め息混じりに降りていく。

こうして夜の閑散とした町を通り抜けて行く。

今日は何故か、嫌いでは無い光景に見えた。


好きな事をやり続けるというのは非常に難しい。

しかし、「普通に生きる」というのは、実は其れ以上にとても難しい。


歩道にあった猫の死骸を横目に通り過ぎる。
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