Jan10
NOMUSIC NO LIFE
2007年1月10日 ねっくん
実家での出来事その2

友人と酒を呑むため、岡山へ。
彼とはもう10年来の親友で、俺が実家に帰る度に必ず呑む。
高校時代の音楽仲間で驚くほどいい奴である。
俺が女なら必ず惚れる。
唄もうまいしギターもうまい。現在はインストバンドをやっているとのこと。俺が音楽を始めた理由の一つにしても彼の存在が大きい。他はまぁ、ガンズをコピーしていた先輩バンドと、レッドツェペリンの海賊盤なんであるが。
駅前で待ち合わせ。
「桃太郎の像の前におるわ」
ビックリするほど酷い落書き・・・・。心無いにも程がある。
ふと、横を見るとお供のサルの像。
幼児用の靴を穿かされている。
カワイイ&シュール。なぜか許せるw

それはさておき合流して串屋で一杯。
下町みたいな印象の店で洋楽の話。完全に場違い。
しかし、どっから見ても「大将」なおやっさんはお客さんに「マスター」と呼ばれていた・・。
「ミスマッチ」こそ「粋」といういい加減な論理が成立。
俺「最近何聞いてる?オススメとかある?」
友「スーパーバタードッグとか」
俺「コミュニケーションブレイクダンスね」
友「そうそう」
友「一番好きなのは?」
俺「未だにスキゾフォニックだね」
(友驚愕)
友「うおおお、すげぇやっぱりアレは名盤じゃね~」
変態がここにもいた・・・

途方も無い音楽話

そして2軒目
やたらお洒落なバー。正に「B・A・R」である。
俺「こーゆートコ良く来るん?東京でもそんなないで~」
友「いや、ここ初めて」
俺「あ、、、そう。」
ここでもなぜか音楽話・・。
時折、よく言えば「コイ話」悪く言えば「フェチ話」w
そして音楽話は尽きないため時間に負けて彼の自宅へ。

以前と変わらずお洒落な部屋。
見習いたいものだ。
しかし、ポスターは俺の実家と変わらず天才ミュージシャンであるヌーノ様が主。やはり変態。
お洒落なスピーカ・お洒落なインテリア・・・。
腹が立つほどである。
便所には「目隠しプレイ」という本が1冊あった。
ちなみに目隠しをして視力を奪い、音楽のみで楽しむ名盤を紹介した本?である(表紙しかみてないので詳しくは不明)
そして「あの曲がどう」とか「この曲がどう」とか話しているうちに眠りについた。

朝、彼の車で駅まで送ってもらい「ほいじゃ、またな」と別れを告げた。

おそらく、1年のうちで彼と会うこの1日が最も音楽を熱く語る日であろう。
仲のいい友達で且つ両者共に音楽的変態であることが奇跡である、と我思ふのであった。

ちなみに、彼はその一夜で携帯電話を紛失した。
おつ!!
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