Dec26
帝王死す
2006年12月26日 ねっくん
昨日25日「ソウルの帝王」と呼ばれた男、ジェームス=ブラウン氏が死去された。享年73歳であった。肺炎を患ったとのことである。昨日の日記に「今日、一緒に飲むやつ募集」とか書いたのだが、当然ながらそれは「JB追悼酒会」へと変更された。

夕方にTVをつけた。衝撃のニュース。
「『ゲロッパ』で有名なジェームス=ブラウン氏が本日25日、米・アトランタの病院で死去。」
映像と共に画面下にそう表示された。

『ゲロッパ』で有名なのは井筒監督である。カタカナで書くなよ、、と。(ちなみに映画『ゲロッパ』は面白いですよ^^)

他のチャンネルでは
「『アイフィールグッド』『スーパー・バッド』『セックスマシーン』等、数々の名曲を残して死去。」
と報じられた。

夕方のTVで『セックスマシーン』と言わせるところが、さすが帝王・ゴッドファーザー=オブ=ソウルである。笑い話のように書いているが、これは「あえて」の尊敬の意です。

本当に悲しい。
皆さんご周知の通り、ここのところ何故か連続して有名人が亡くなっている。青島幸雄や岸田京子、、、惜しい人ばかりだ。
カンニング竹山氏の記者会見も大変印象に強い。

ジェームス=ブラウンの自伝映画はきっと撮られる。
レイ=チャールズの自伝映画『RAY』は本当にいい映画だった。
彼もまた激動の人生であった。
兄弟の死・盲目・麻薬中毒・愛人の死。

JBことジェームスブラウンは幼い頃両親が離婚し、売春宿で育った。16才時強盗事件で逮捕され、賄賂事件に麻薬中毒、息子の死など多くの闇を持っていた。
しかし「米国で最も重要な黒人」と呼ばれた。

神様と呼ばれるようなミュージシャンがどんどんこの世から去っていく。敬意を込めて黙祷することしか俺達にはできない。

「俺様が死ぬもんか!」と言ったチャック=ベリーは未だ健在である。彼は多分死なない。そして、自伝映画もすでにある。
なぜか、それを思い出した。

クリスマスに亡くなる当たりもまた、
運命的にエンターテイメントの神様である。

帝王JBに合掌。
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