Dec5
センチメンタルジャーニー
2006年12月05日 ねっくん
そろそろ街中でワム!とマライアキャリーと山下達郎が流れる。CDを買わなくても聴ける。24・25日のたった2日間の為に1ヶ月の間、街中が沸く。
ナンだろう?その力。毎年、何故だかそう思う。
他にそんな力強いイベントは日本に存在しない。
三社祭りぐらいしか存在しない。
「プレゼント」のせいか「サンタ」のせいか・・。

『恋人達のクリスマス』ということか。

しかしながら、そうであるからこそ「彼女いない奴らで飲む」という行為が異常に楽しい日でもある。
「みんなヨロシクやってんだろーよぅ」という卑屈精神がクリスマスパワーの源である。
1年でもっとも友情が芽生える日かもしれない。

そうだった。俺は昔、ボロいドラムセットやアンプの置いてある小汚いというか恐ろしく汚い地下室で男3人で麻雀をやったんだった。麻雀牌で神経衰弱とかジェンガとかやったんだった。「ホラ、すごくねぇ?タバコすってねぇのに口から煙が出る。」って先輩が言ったんだった。確かに出てたんだった。そして原因は未だに謎なんだった。雪のせいで電車が止まってたんだった。街の音楽とは無関係にイギー・ポップを聞いたんだった。ディスクマンをスピーカに繋いで聞いたんだった。その地下室は潰されたんだった。すっかり忘れていた。潰された事を悲しいと感じたのは青春があったからだった。クリスマスがあったからだった。


小説かっ!!
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