Nov8
「誕生日の再来」 
2006年11月08日 ねっくん
昨夜、今は亡き職場の同僚で集まって、酒を呑んだ。そしてちょっとしたサプライズ。
「この中に今月が誕生日のお友達が3人いま~す!」
悲しくも懐かしい、しかし、愛らしく嬉しい響き。
俺達は童心に返る、また、童心に返らせる言葉を身につけたのだなぁ、と思った。
俺を含め3名はプレゼントを受け取った。
俺のもらったプレゼントは天体望遠鏡だった。小学生の頃親父に買ってもらったことを思い出した。今となっては「理科」ってやつが大嫌いなんだが、幼い頃は、天体望遠鏡とか顕微鏡とかそんなのが物凄く好きだった。ピアノを弾くことなんかよりよっぽど好きだった。
「覗きに使うなよ。」と言われた。
あはは。しかし、シティーハンターで「車椅子の女の子が主人公の家を覗くのが日課で、幼心に彼に惚れていて、その覗きが契機になって主人公に命を救われる」という話が凄く好きな俺は、とっさにそれを思い出して。悪くないな、と思った。
って、おいおいw
他にも、パズルとかDVDとか謎の手錠とか色々もらった。

一人が部屋を出る時、呑み席の電気が消えた。スイッチに触れたんだと思った。そしたら、店員がケーキを持ってきた。
中々に仕込みが深い。こんなのは何年ぶりだろうか?
ケーキには3人分の名前が書いてあるチョコが乗っていた。
「せー・まー・よし」
ちなみに俺は「まー」・・・。「まー」って、、、。
3人でローソクの火を吹き消した。

その後は、いつも通りのクダラナイ会話をした。
何と言うか年を食う毎にわかってくる。
このクダラナイ会話ってのが人生の中で実は最も重要で、最も「愛」だったりする。
その後、カラオケに行った。
俺に詳しい人は、俺がいかにカラオケが嫌いかという事をご存知だろうが、「カラオケで音楽を最も理解し楽しんでいるのは『いとしのエリー』の名前を同席の女性の名に変えて唄うおっさんである」なんて話は興冷めなので、今回に限りやめておこう。
俺は、音楽系メンツで行く時しか普段は唄わないような曲を唄った。普段は有名な曲を唄うからね。知らない曲じゃ聞いててもツマランでしょw今回のチョイスは「怒髪天」とか「小島真由美」とか「BJC」とか。ちなみに「スクービ・・」は「ラストナンバー」がなかったのでやめたw
んで、最後に俺が最も好きで思い入れの強い洋楽のうちの一つエクストリームの「more than words」を唄った。
俺はこの曲は1年に1回も唄わない。洋楽は英語詞、即ち、歌詞丸覚えの俺以外、だ~れも歌詞の意味がわからん。それが理由。でも、凄く好きだから自分の曲以外で感情を強く込められる曲は他にほとんどない。唄は上手い下手ではない。どれだけ伝えることができるか、である。下手クソでも感情がこもれば聴く人は感動する。事実、ゲイリーシェロンは凄く透き通った声で唄う。俺にはそんな事は出来ないけど同じくらい感情を込めることができる。この曲に限り。
俺は、みんなにお返しのつもりでこのラブソングを唄った。
英語詞で意味がわからんかっただろう。でも心は伝わったと思う。
「more than words」
「言葉よりもむしろ・・。」

天体望遠鏡を覗いて、こんな曲が書けたらいいな。
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