Nov23
太陽の約束
2007年11月23日 桐島レンジ
ああ…
何から話そうか…

俺はバカだから、気が付くと負け犬に成ってるんです。
やばい、仕事をしていて…
住み慣れた街には住めなく成るんです。

病気の母親の介護を中学生の妹一人にに押し付けて…
仕送りをする為に、夜行バスを乗り継ぎ出稼ぎ労働者に成るんです…

バカなんです…

妹は…
「帰って来て…」
とは、云いません!

泣きながら…
「頑張って!」
って、云うんです…

工場で一緒に働いている労働者とバンドを組みました。
私はギターを弾くぐらいしか取り柄は有りません…
過酷な労働の中で毎晩、朝まで演奏をしました。

ランディーローズを愛するギタリスト
彼は労働者の中にいました。
とても、上手なギタリストでした…
彼は、本当に何でも弾ける、早弾きも得意なギタリスト…

ベーシストが見つから無かった時に、
彼は云いました…

「アニキにギターを弾いて欲しい!」

だから、ベースを弾くよ…

(アニキとは俺、桐島レンジの事…)

俺は人に認めて貰った事なんて一度も無い。

必死に曲を書き、ギターを弾きました。

彼や、離れて暮らす家族を思い…
言葉に成らない思いを曲に込めて…

この曲には、
沢山の
「ごめんね…」と
沢山の
「ありがとう…」が
込められています…


今でも過酷な労働を続ける彼に捧げます…
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