protoplasm

風の舞う空を呼んで　放し飼いの声を追う
夢ならば醒め往くのか　現実は此処で得るか

世界は傷を与えて　太陽さえ忘れてく
悲しみも消えていくなら　
この姿で果て逝く日々を　最後の夢を　風の中　光の声を


色取り取りの光に　真実を見つけたなら
罅割れた世界のように　何もかもを置いて行く　

見上げた空を　太古の夢を　その色を　風為る道を

辿っていた　遠くに居た　辿っていた


空を　世界の虹を　その色を　重なる道を
逝く日々を　最後の夢を　風の中　光の声を　
逝く日々を