Jan23
ツアー日記続き
2007年1月23日
前回のツアー日記の続きです。

嵐のあった晩、ライブも2バンド終わって、その後のDJも終わって、全て終わってるのに、私たちは長々と楽屋にいました。
男達のおしゃべり。
pitchtunerの男二人とlabel友達のフランス人Vendas Novasとこの日の会場のTaptabの人たちと。
私はお疲れで早く寝床に行きたかったのですが、この日の寝床がこのクラブがバンドを泊まらすように借りてる一軒家にVendas novasの面々とpitchtunerの面々がみんな泊まる予定で、みんな一緒にでないと移動ができない、といった状況らしく、待たしに待たされ、朝方、やっと山小屋風なかわいらしい一軒家の今宵の宿に到着しました。

Vendas Novas
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0004FRWV6/pitchtunernet-22


金曜日、この日の移動は短いのでゆっくり寝て、2時頃Taptabに機材をとりに行き、その後、意外に知られてないスイスの首都Bernに向かいました。
この日のタイバンはベルリンからLychee Lassi。このバンドmyspaceなどで名前は知っていましたが、どんな音でどんな人たちなのか、全く知らず、リハも私たちはその間ホテルにチェックインしに行っていたため、全く見ず、本番まで謎のままでした。

このホテルで1昨日のヨーロッパ全土に吹き荒れた嵐の模様、被害をTVで改めて見て、かなり驚きました。
橋から落ちたトラック、倒れた木や飛んできたもので潰された車、はがれた屋根、荒れ狂う波、等々。
しかし私的にすごく衝撃だったのが風にあおられたゆ〜らゆ〜ら空中でゆれる飛行機。
あれに乗ってた人はきっと生きた心地がしなかったのでは?
あれに乗ってなくて良かったと真剣に思ってしまいました。

この日の会場はReitschule、ここでのライブは2度目。
ここ会場自体もけっこう大きいのですが、すごい機材揃ってます。
音がべらぼうに良いです。
でも「いつもライブの時はこんな感じ」と聞きましたが、お客が寂しい。広いから余計にそう感じるんだろうけど、ちょっと寂しいライブでした。
Lychee Lassi はというと、正直あまり私のタイプではないですな〜。
元Seeedのメンバーの人がDJでレコードを回したりスクラッチしたりして、それに合わせてバンドが演奏するといった形で、サンプルが多すぎて、それって人の曲だよね〜と思いながら見てました。
DJの人の手さばきはかなり興味深かったですけども。

seeed
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000249F6O/pitchtunernet-22

Lychee Lassi
http://www.lycheelassi.de/


そして土曜日
この日も移動短いので、昼過ぎにのんびり機材を取りに会場に行き、その後、フランス語圏のスイスにあるDelemontという町へ。
早く着いたので、ホテルにチェックインをして、天気も良かったので入りの時間まで町をぷらぷら散歩。
SASというのがこの日の会場。ここも2度目。
前回もすごく良いライブができた場所だったので期待大。
しかし、フランス語圏に来るなり、いきなり英語が全然通じなくなる。
これまでがスムーズにいきすぎていたのか、この日のリハは異様に時間かかったような気がします。
晩ご飯はスタッフの人たちと共に近所のレストランへ、着いたら隣も反対側の隣のテーブルもチーズフォンデュを食べていて、ここはもしかしてチーズフォンデュのレストランかも?とちょっとどきどきしましたが、(チーズフォンデュはあまり得意ではないのです)、ありがたいことに私たちはチーズフォンデュではなく、私以外はポテトと肉料理。私は野菜グラタンをいただきました。
やっぱりスイスうまい!
いちいちサラダ食べるところも好き。
しかし食べ終わった瞬間、10人いるうちの8人くらいがたばこを吸い始めたのには閉口。
スイスはドイツやフランス、スペインに負けず劣らず、喫煙確率がすごく高いと思われます。
毎回、会場で着ていた服がものすごくタバコ臭くなるのがその証拠。

ライブは前回以上に盛り上がりました。小さな箱なので、お客さんは満員で、熱気がムンムン、私たちもライブ中汗だく。
歓声も大きく、1曲終わるごとに何事か起きたかのような音のうねりが。
前回(約1年半前)も来てたよーって人も何人かいて、うれしい限りです。
こんなライブ好き。
タイバンは地元ユニットLes Toblens

http://www.myspace.com/lestoblens
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