ニャチコジエンズ

ヤッホー。

ごみ拾いさんぽが最近はお気に入り。
説明しよう。
ごみ拾いさんぽとは。
ごみ拾いながらさんぽすることである。
ごみ拾いさんぽ、楽しい(笑)(笑)

銀杏ひろいや山菜採りに似た楽しさがある。
主に燃えるごみ、タバコ、紙くず、ティッシュ、噛んだあとのガム、マスク、カイロなんてのは季節がらか。
まとめてスーパーのゴミ箱にちゃいっ。
ごめんスーパー。
つって、そこのスーパーでごみ捨て代代わりに買い物する。
手も洗わせてもらう。
冬だからかガムやティッシュもそんなに汚く感じない。冷たく固まっている。
歩きながらしゃがみ歩きながらしゃがみを繰り返していると良い運動になる。
道も自分の心も清められるようで実にせいせいする。
最初は神社に祈願参拝した帰りに境内だけ、とか銀杏拾わせてもらった代わりに公園内だけ、とかだったのが高じて、休日わざわざ袋持ってコース決めてやるようになった(笑)
楽しい。天気が良い日は格別だ。
だが、人の多いところでやるのは恥ずかしい。
なんか偽善者ぽいではないか。
見るな、見ないでくれ。
あたしゃただ趣味でおのれの楽しみでやってるだけなんだ。許せ。
だから駅前ではやらない。
家族にもまだ内緒だ。
だがしかし駅前や駐輪場などと云う匿名利用者が行き交う場所のほうが良心が薄れるのか、散らかっていてウズウズする。
翻って民家の前などは綺麗に掃き清められていることが多い。
車の多い道はドライバーがタバコを佳く捨てるようだ。
早朝なら人影も少ないだろう。
いつかやってみたい。

んなわけで今日は昼から一駅歩いて帰ってこようと意気揚々と出掛けたのだが、
途中おっさんにナンパされた。
髪も顔も寝起きのままの、ゴミを拾ってあるくおばはんをどうしてお前は食事に誘い出そうとしたのか。　
真意を問い詰めてやろうかと思ったが、気の小さい私はヘラヘラしながら
「用事ありますんで、」とかなんとかペコペコしながら行きたくもない、通ったこともない路地にふらふら入りこみさんざん迷ってさっき帰り着いたところであります。
おのれおっさん、おのれおっさん、おのれおっさん。