Jul24
PUNK FLIGHT 何処までも
2010年7月24日 SAGA
この前ジャンクボックスに行ったときの事、壁の一角にメン募告知コーナーがあった。そこには告知ビラがビッシリ貼ってありそれを見ているヤツ等もまた多く居て、オレとマサキはロビーでくつろぎながらその様子を眺めていた。


オレ 「そういえばここ何年もメン募なんて見てねえよなぁ」

マサキ 「そうですね!」(←お昼の正午にアルタに行きたまえ)


あのコーナーに居た中にはメンバー探しに切羽詰っているヤツも居るんだろう。バンドがやりたくてジレているヤツも居るんだろう。オレ達もほんの数年前まで慢性的にずぅーっとメンバー渇望状態だったから、その気持ちはよぉーーーーーく解る。バンド構成的に面子は揃ってはいたものの(これだけでも幸せな事だが)、イマイチ煮え切らないオレ自身が常に居た。それは自分のパートを含めクオリティやライブパフォーマンス、人間力経験値の低さにも原因があるんだろうが、本当にコアなところまで突き詰めていくとオレが欲しかったのは

“一丸となれるメンバー”

それだった。またそうなるために大事なのは

“気が合う事”

オレにとってこれはmostに大事なウルトラpointであり、これが根っ子にあれば大概の問題は越えていけると思うし実際今までそうしてきた(時間がかかる場合も多々有り)。現メンバーにしても一番最初バンドに参加して演ったのは(いわゆるルーツね)、スターリン、横浜銀蝿、セックスピストルズ、ブルーハーツと様々バラバラ(誰がどれかは勝手に想像しやがれ! 大体的中するはず)。それでもハートのカラーと意思統一はいい線イってると思う。そりゃあ演奏の息の合い方に関してはまだまだ精進していかなくちゃいけねえが、このまま続けていけたら来年、再来年と良くなっていける気がする。

要は

“可能性”

って事で、それは気の合う“ダチ公”と呼べる野郎どもにだけ期待出来る希望の風なワケさ





メンバー探しagain×agin×again×again×again×again×again×again ~クスミ帰還 結成! 出戻りリズム隊 action-4~


季節がいつだったか覚えてねえがクスミが帰って来た。旅立つ時にはあれだけの決意を漲らせてgoしたくせしやがって、御帰還時はホントにあーーーーーっさりreturnしてくれやがりましたワ。まあこの時点ではもうある程度はフッキレていたんだろうが決定させるまでは悩んだろうな。散々悩み考え上げて帰って来たクスミと最初に会ったのはオレ達のライブ会場でだった。リハーサルを終え本番までの時間入り口付近でプラプラしてると自転車rideで疾走の登場


クスミ 「帰って来ました! お久しぶりです!!」

オレ 「(.....この前会ったばっかだよなぁ.....ま、いいか) よう! 久しぶり! 今日は楽しんでいけよ(←this is これが大人の対応で素晴らしい)」

クスミ 「はいっっっっ!!!!」


相変わらずのクスミ節(大ボケというより思い込んだら一直線。要するに空気が100%読めません)。そんな成長度あまり無しの野郎だったがライブはenjoy fun出来たようでとりあえずはok。いくらフッキレたといえども自分が抜けてしまったせいでバンドは解散、無念の想いも少しは残っているだろうからライブを観てブルーな気分になるんじゃねえか、とガラにもなく心配したが入らぬお世話summerだった。
そのライブの感想は以前にも書いたがヤザワの安定したドラミングに刺激を受けたようで、特にナルシスBメロのタムロールがgood×good×goodって事だった。

ヤザワのドラムってのは一見地味な印象を受ける。ヤツの朴訥ヒョウヒョウとした人柄のせいもあるんだけど、ホントただビートを叩いてる感じだった(実際オレ達もそう思っていた)。が、クスミに言われ改めてヤザワビートを感じてみるとこれが結構手数多いワケ(これは曲を作った当時のドラマーが手数王だったため。ヤザワはそれを忠実に再現していた)。それなのに何故地味にビートだけドラマーに感じていたかというと、それはロール等のオカズの入れ方が上手かったから。ばっちりマッチしていたからだったんさ。ハッキリ言ってオカズはマッチ度が高いほど目立たない(ハマッているという意味)。逆を突けばマッチしてないとウザく感じグーンと前に出てくる。そういう意味ではヤザワは歴代No.1だった。この時点でアイツは誰よりも良かった。またドラムに限らず “マッチさせる” という事を気付かせたのも花のトーキョー帰りのクスミだった。


“オレ達のライブ×クスミ観に来る”を数回繰り返した時ヤザワがボソッと言った


「クスミ君こっちにずっと居るんですよねぇ。あのぉ~オレより向いてると思うんスけど、どうっスかねぇ~」


ジェットやマサキがどう思っていたか分からないが、クスミが帰って来るとなった時点でオレはこの事態を想定していた。キーワードはここでもやはり“可能性”だった



スマン!
スタジオ行ってくるぁ!!

今日は終了
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