Jun26
愛よ、鋼の砦に変われ
2010年6月26日 SAGA
2004年7月13日、我が街を流れる心の故郷の川の堤防が大雨により決壊した。その被害は甚大でその後の対策は急を要す事になり、橋梁架け替えや堤防を拡大するための家屋転居など大変なモノとなった




メンバー探しagain×agin×again×again×again×again×again×again ~クスミ帰還 結成! 出戻りリズム隊 action-3~


前回に書いたとおり初めて生で観たハートスナイパーズのライブは大したモンだったねえ。“東京で活動ing★” “ツアーバンド” といった先走り先入観はかなりあったと思うけど、それにしたって良かったねえ。ライブ本編中ずっとエネルギッシュでとにかく生きが良かったし、ホールで観ていた人達のウケもナカナカだった。終了後汗だくのクスミがオレ達のトコに来て挨拶


クスミ(当時はミョーな丸メガネ) 「ありがとうございましたっ!」

オレ達(当時からイカス) 「良かったぞ。ビックリするぐれえ良かったぞ」

クスミ(当時はミョーな手書き文句Tシャツ) 「ありがとうございますっ!」



この時とこの後もう一回ハートスナイパーズとは対バンをする事になるがどちらもグッドなライブだった。凱旋ライブというのを除いてもノリ、集客動員、ウケと全て良かったと思う。本人達にしてみれば 「まだまだです....」 と言っていたが、少なくともオレの眼には若さに溢れ、自分達の理想のビジョンに向かって一直線って感じでヒジョーに良かった記憶がある(身内びいき的見方はかなりあると思いますです)


ちっと “実はこういう経緯だったんさよ” みてえな話しをゲロすると、オレ達の音源 “'99年製” を作ろうと思い立ったのはこのクスミ達との対バンが継起になったワケなんさ
以前クスミが帰省してきた時初めての音源ですって事でCDを貰った。これが結構良くて(またしても身内びいき的感想で恥ずかし過ぎる)頻繁×リピートに聴いていた。そのなかの1曲がここにチョクチョク名前が出てくる “東京列車” でオレは好んで聴いていた。この曲自体はラブソングに近い内容だが、後のクスミ談によると

「あれはフィクションです。そのまま書くと恥ずかしいから」

って事だが、実際は自分のやりたい事とワガママを通し東京へ向かった自分と周囲の人達へのアンサーソングであって、一度聴けばその事はモロに明白。この曲が今でも気に入ってるのはオレ達が東京go!の時の当事者の一人であったからだと思う。

で、初めての対バン時のオープニング曲がこの東京列車だった。それを観た時、日頃カーステなんかで聴いてる曲を生で観て聴けたのがウレシクてね、そんでオレ達も音源を作る事にしたってワケさ
実際これはバンド的には大当たりで大成功。賛否両論、世渡りお世辞は確実にあるとして 「音源いいッスね!」 と言ってくれライブでノッテくれるとウレシイ限り。作って良かったと妄想族パンクロック支部ヘソ曲がり隊のオレとしては希少な素直な感想でした



そんなこんなでスナイパーズとの対バンを終えまた自分達の道をmy wayする日々。ヤザワの持ってきた話しで初めて訪れたライブハウスでは、クセの強すぎるヒジョーにミョーなオーナーがいた。まさに独立王国の首相サマで

「出演者、スタッフ、ならびに客どもは全員オレの手下だっ! オレの言う事聞いてりゃいいんだよっ! 分かったかーーーーっ!!」

って感じの空気が店中に満タン フル満。ライブ終了後精算時にもウンチクおっしゃられて腹一杯。ゲップが止まらずイーライラ。ゲッソリしてきてもう帰りたぁーーーーい!
.......個性派って言やあそうなんでしょうね
.......ま、お互い楽しく生きましょう


二度と行かね



知り合いのバンドに誘われWOODYへ。この時が新店舗に移ったWOODYの初めてのライブだった。古町演芸場の近く と教えてもらい店の前に立つ


ショックだったね


正直アイアンショックだったね


入り口前で目に入ったモノは、小さな看板と(WOODYらしくてイカス)、これまたリトルサイズな告知ボードと壁に貼られまくりのフライヤー(WOODYらしくてイカス)、そしてその先には.....


階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段×階段(WOODYらしくてイカス、そして大号泣)


前店舗の頃からWOODYの階段は名物だったけど、新店舗ではそれがパワーアップ更新されておりました(オレ達の涙は未だ止まらず)。それでも力持ちのヤザワに頼り機材搬入開始(流れる涙で男泣き)。三往復程で搬入終了、笑ったヒザに充実感(涙はココロの汗)
angry powerとstrong gutsで乗り切りいざ出番。
またこの時がvery bestに良かったわけさ。途中トラブルがあったもののエライ良かったわけさ。後でダッチョ録りのビデオを観てもgood&goodだったねえ
.....そのダッチョだけど、この時は体調が急に悪くなりカメラは天井や床とあらぬ方向を撮っていた。が、またそれがドキュメンタリー風で(密着! ○○24時ってヤツね)スリリングでイカしてた出来になっててオモシロかった。怪我のコーミョーってトコだな

ま、今思うとこのライブがヤザワドラマー編成でのピークだったと感じる



one dayある日、クスミと連絡した時の事

「次のライブでスナイパーズは解散です! そんでボクは帰る事に決めました!」


前にも書いたような気がするが、クスミは大事な報告ほど突然言う。いきなり言う。話しを聞いてみると冒頭に書いた水害対策で実家が移転しなければならなくなり、日々の暮らしの諸問題で両親から帰って来て欲しいと言われたそうだ。どうしようか悩みまくったそうだが帰る事に決めた、コッチに戻り頑張ろうと決めたって事だった
志し半ば(そんなにヘビーに捉える事はないが)で無念だったろうがこれも運命の一つと思い腹を据えようぜ、なんてオレのアタマとは裏腹に当の本人はアッサリサッパリ帰って来た

「帰って来ましたっ!」





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メンバー探しagain×agin×again×again×again×again×again×again ~クスミ帰還 結成! 出戻りリズム隊 action-4~


この頃で3年前くらいか。いよいよ現在に近づいてこの連載も残りわずか。一口にabout 10年の話しと言うけど書いてみると長いモンだ。終了と同時にネタ切れが襲ってくる

どうする?
take easy 何とかなんだろ任せとけや!
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