オレの名前 “SAGA” カナで書くと “サガ” 漢字で書くと “性” となる
何かに書く時は英字やカナが基本で漢字で表す事はまず無い。というより絶対に無い。が、この漢字表示の意味が名前の由来となったわけで、これを知っているのは多分3人しかいない(ウチのリズム隊は知らないはず。ショックか?? ショックだろうな)
といったところで
メンバー探しagain×agin×again×again×again×again×again×again ~クスミ帰還 結成! 出戻りリズム隊 action-2~
クスミの東京でのバンド “ザ ハートスナイパーズ” が仲の良い “High Up Spirit” とのカップリングショートツアーで周ってきた。
前回触れた様に事前に連絡を受けていたため対バンをする事にしたオレ達、実際楽しみにしていた。東京へ行きバンド活動を生活の中心に据え日々暮らす。自腹が多いとはいえ月に数本のライブをこなし音源の発表を続けている。そして活動ホームは高円寺という田舎モンからしてみりゃ王道楽土でどれだけ揉まれ成長したのか、興味深かった
ライブ当日、いつものL.S.号は入り時間を目標にライブハウスを目指す(マサキは時間にウルサイ)
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
反エコロジーエンジンで走る
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
母なる地球に恐縮しながら向かう
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
入り時間が迫りマサキがソワソワし始めた
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
ビデオ屋(ヤザワの人生の息抜き場)の角を曲がり到着
と、そこに見た様なナヨっとした人影シルエット有り。
それは店舗入り口階段に座り(ちっと内股)迷う事無くケータイをいじくり倒している city babyクスミの野郎でした
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
ハザードシグナル点滅させて路肩に停車(クスミ気付かず)
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
ハザードシグナル点滅させて数秒経過(クスミ気付かず)
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
「おい、クスミィィ!!!!」 優しく声を掛ける(クスミさすがに気付く)
「おはようございますっ! みなさんお久しぶりですっ! 今日はよろしくお願いしますっ!!」
いじくっていたケータイを潰さんばかりに握りしめシッカリ、ビシッと御挨拶
「(あんなに握ってケータイ大丈夫かよ?)おう、楽しくやろうぜ!」
と、一つの事に夢中になると他が全てトンデしまうクスミと挨拶を交わし店の中へ(タフなケータイは異常なしだった)
入店するとそこには東京から来た city babiesが勢揃い。バンドメインlife+ヤングな若さ+都会の香りでオーラを放っていた様にオレには見えた。そうでなくては困る、そんな風にも思った。クスミが抜けた後は本当に苦労した。今までのメンバー誰よりも抜けてからステージ復帰まで時間がかかったし、それだけにツアーバンド特有の泥臭くヤボったいフィーリングを少しでも感じ取れたのは嬉しかった(これにはオレのひいき目がかなりあったとクスミ後日談)
リハーサルも終わり本編へ
前もって店に要望を出していたためオレ達の出番は1番目。何の曲から始めどの曲を演ったのか思い出せない。覚えているのは、クスミが前列に来てくれそれなりに楽しんでいた姿。野郎にしてみるとヤザワのドラムを生で体験したのはこの時が初めてで、その安定感にはショックだったらしい
出番を終えたオレ達は楽々。汗を拭き着替えて一休み。その間ライブハウスお抱えのバンドが出演し場の温度を温めていく。
で、まずは High Up Spirit の出番
申し訳ないがオレは半分程しか観なかった(長過ぎる一休みのため) そのくせ感想なんて言えたスジじゃあねえんだが一言
“ショックだったねえ”
あれから何年も経っているし記憶も薄れている。この High Up Spirit はすでに解散していてもう二度と見る事は無い。だからパッと思い出す当時の印象でしか言えない。それが “ショックだったねえ” って事
とにかく “自分達を見てくれ!” というエネルギーに溢れたライブで、世界観というか my world を前面に打ち出したステージだった。場数を踏み経験値を積んでライブ感に優れたいいバンドだった。
そんなこんなでトリはクスミ所属の ザ ハートスナイパーズ。さすがにこれは全部観ようと転換時からホールへ。
セッティングを眺めているとハラハラしている自分に気付いた。いうなりゃ授業参観の父兄ってトコか(実際には経験無いが)。色々口出ししたい気持ちにもなったが、今セッティングしているのはオレが所属しているバンドではない。ましてや言うのは出しゃばりそのもので迷惑極まりない。とにかく現状ありのままの姿が観たいのだからと静観する
セッティング終了し、さあ本編
1曲目のイントロが始まりボーカルが拍手しながら小走りで登場
「.......漫才かよ.......コントか?.......いや漫才だな.......」
と、オレ達
まあ登場はアレだったが、全体の感想は High Up と同じく “ショックだった” に尽きる。やはりエネルギー溢れるライブらしいライブだった。ホール全体を包むような世界観を出現させていたし、演奏だってバツグンに良くなっていた。東京で揉まれ鍛えられていくとここまでデカクなれるのかと率直に思った。それほどパワー、勢い、熱さとどれを観てもグッドだった
ライブ後純粋に感じた事
“もう第一線は張れないな”
これだった
ちょっと年齢を取っただけで(例えば30代に入ったからといって) 「もう年だから」 とか 「すでにオッサンです」 なんて言って決まりきった自嘲癖のバカ丸出しクンをよく見かけるが(少なくともオレの住む街のミュージシャンには数人このテのハナタレがいる。残念無念)、この時感じた事は愛するmotherに誓って純粋なモノだった。自嘲癖や皮肉は一片たりとも無い。ヘソ曲がりのオレが素直にそう感じた
どうしてそう感じたのか、今になって思えばおおよその答えは見える。そしてその答えを求めるように運命は回り時は進んでいく
next
メンバー探しagain×agin×again×again×again×again×again×again ~クスミ帰還 結成! 出戻りリズム隊 action-3~
大げさに聞こえるかもしれないが、この先にはドラマが待っていた
ドラマといえば、ザ ハートスナイパーズ時代のクスミ作の歌 “東京列車” はドラマティックでグッドな一曲。音源あるから聴いてみたいダチ公は連絡ちょうだい。コピーしまっせ(クスミのお許しが出ればだが)
何かに書く時は英字やカナが基本で漢字で表す事はまず無い。というより絶対に無い。が、この漢字表示の意味が名前の由来となったわけで、これを知っているのは多分3人しかいない(ウチのリズム隊は知らないはず。ショックか?? ショックだろうな)
といったところで
メンバー探しagain×agin×again×again×again×again×again×again ~クスミ帰還 結成! 出戻りリズム隊 action-2~
クスミの東京でのバンド “ザ ハートスナイパーズ” が仲の良い “High Up Spirit” とのカップリングショートツアーで周ってきた。
前回触れた様に事前に連絡を受けていたため対バンをする事にしたオレ達、実際楽しみにしていた。東京へ行きバンド活動を生活の中心に据え日々暮らす。自腹が多いとはいえ月に数本のライブをこなし音源の発表を続けている。そして活動ホームは高円寺という田舎モンからしてみりゃ王道楽土でどれだけ揉まれ成長したのか、興味深かった
ライブ当日、いつものL.S.号は入り時間を目標にライブハウスを目指す(マサキは時間にウルサイ)
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
反エコロジーエンジンで走る
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
母なる地球に恐縮しながら向かう
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
入り時間が迫りマサキがソワソワし始めた
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
ビデオ屋(ヤザワの人生の息抜き場)の角を曲がり到着
と、そこに見た様なナヨっとした人影シルエット有り。
それは店舗入り口階段に座り(ちっと内股)迷う事無くケータイをいじくり倒している city babyクスミの野郎でした
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
ハザードシグナル点滅させて路肩に停車(クスミ気付かず)
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
ハザードシグナル点滅させて数秒経過(クスミ気付かず)
.......ガロガロガロガロガロガロガロガロ.......
「おい、クスミィィ!!!!」 優しく声を掛ける(クスミさすがに気付く)
「おはようございますっ! みなさんお久しぶりですっ! 今日はよろしくお願いしますっ!!」
いじくっていたケータイを潰さんばかりに握りしめシッカリ、ビシッと御挨拶
「(あんなに握ってケータイ大丈夫かよ?)おう、楽しくやろうぜ!」
と、一つの事に夢中になると他が全てトンデしまうクスミと挨拶を交わし店の中へ(タフなケータイは異常なしだった)
入店するとそこには東京から来た city babiesが勢揃い。バンドメインlife+ヤングな若さ+都会の香りでオーラを放っていた様にオレには見えた。そうでなくては困る、そんな風にも思った。クスミが抜けた後は本当に苦労した。今までのメンバー誰よりも抜けてからステージ復帰まで時間がかかったし、それだけにツアーバンド特有の泥臭くヤボったいフィーリングを少しでも感じ取れたのは嬉しかった(これにはオレのひいき目がかなりあったとクスミ後日談)
リハーサルも終わり本編へ
前もって店に要望を出していたためオレ達の出番は1番目。何の曲から始めどの曲を演ったのか思い出せない。覚えているのは、クスミが前列に来てくれそれなりに楽しんでいた姿。野郎にしてみるとヤザワのドラムを生で体験したのはこの時が初めてで、その安定感にはショックだったらしい
出番を終えたオレ達は楽々。汗を拭き着替えて一休み。その間ライブハウスお抱えのバンドが出演し場の温度を温めていく。
で、まずは High Up Spirit の出番
申し訳ないがオレは半分程しか観なかった(長過ぎる一休みのため) そのくせ感想なんて言えたスジじゃあねえんだが一言
“ショックだったねえ”
あれから何年も経っているし記憶も薄れている。この High Up Spirit はすでに解散していてもう二度と見る事は無い。だからパッと思い出す当時の印象でしか言えない。それが “ショックだったねえ” って事
とにかく “自分達を見てくれ!” というエネルギーに溢れたライブで、世界観というか my world を前面に打ち出したステージだった。場数を踏み経験値を積んでライブ感に優れたいいバンドだった。
そんなこんなでトリはクスミ所属の ザ ハートスナイパーズ。さすがにこれは全部観ようと転換時からホールへ。
セッティングを眺めているとハラハラしている自分に気付いた。いうなりゃ授業参観の父兄ってトコか(実際には経験無いが)。色々口出ししたい気持ちにもなったが、今セッティングしているのはオレが所属しているバンドではない。ましてや言うのは出しゃばりそのもので迷惑極まりない。とにかく現状ありのままの姿が観たいのだからと静観する
セッティング終了し、さあ本編
1曲目のイントロが始まりボーカルが拍手しながら小走りで登場
「.......漫才かよ.......コントか?.......いや漫才だな.......」
と、オレ達
まあ登場はアレだったが、全体の感想は High Up と同じく “ショックだった” に尽きる。やはりエネルギー溢れるライブらしいライブだった。ホール全体を包むような世界観を出現させていたし、演奏だってバツグンに良くなっていた。東京で揉まれ鍛えられていくとここまでデカクなれるのかと率直に思った。それほどパワー、勢い、熱さとどれを観てもグッドだった
ライブ後純粋に感じた事
“もう第一線は張れないな”
これだった
ちょっと年齢を取っただけで(例えば30代に入ったからといって) 「もう年だから」 とか 「すでにオッサンです」 なんて言って決まりきった自嘲癖のバカ丸出しクンをよく見かけるが(少なくともオレの住む街のミュージシャンには数人このテのハナタレがいる。残念無念)、この時感じた事は愛するmotherに誓って純粋なモノだった。自嘲癖や皮肉は一片たりとも無い。ヘソ曲がりのオレが素直にそう感じた
どうしてそう感じたのか、今になって思えばおおよその答えは見える。そしてその答えを求めるように運命は回り時は進んでいく
next
メンバー探しagain×agin×again×again×again×again×again×again ~クスミ帰還 結成! 出戻りリズム隊 action-3~
大げさに聞こえるかもしれないが、この先にはドラマが待っていた
ドラマといえば、ザ ハートスナイパーズ時代のクスミ作の歌 “東京列車” はドラマティックでグッドな一曲。音源あるから聴いてみたいダチ公は連絡ちょうだい。コピーしまっせ(クスミのお許しが出ればだが)
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