May16
guitar!guitar!guitar!!
2015年5月16日 Yawara Imai
たくさんいいギターは出回ってますけど、
僕のサウンドは自分のギターでしか出せないと思っています。

そんなFender "50's"

出会いは18歳の頃、ギターをまさに始めるぜ!って時でした。

当時、アルバイトでがんばって買った初心者モデルのギターが買って即効でお釈迦になってしまい、しかも次の日にライブだった為,親に頭を下げてお金を借りてギターを買いに行きました。

フェンダージャパンの57モデルを買おうと思っていたのですが、東京のとある中古店の階段の壁にぶら下がっていたその古いギター「50's」になぜか一瞬で心を奪われて買ったのはいい思い出です。

このギター、もちろん50'sなのでヴィンテージサウンドを基調とはしているのですが何故か購入した"50's"はとにかくハイが出ない。いってしまえば音が抜けない。
こもりがちなサウンドなため大学の軽音楽部でやるようなサウンドにはあまり向いていませんでした。

後から自分で解体・改造する技術を身につけてからわかったのですがトーンの部分のコンデンサーなどがラインナップと違うのと、ボディ・ネックなどの木材が年数経過で超ヴィンテージ仕様になってました。他にも色々あるのですが、それは機会があれば 笑

今ではこのギターのサウンドがなくては自分の音を表現できません。
このサウンドにいきつくまでにはとても苦労しましたし、心無い言葉などもたくさんいただきました。でも、自分と自分のギターを信じてずっと使ってきました。

冒頭でも書きましたが一般的にいいギターってのはたくさんあると思うんです。
高いものでも安いものでも。

音楽以外にも言えると思いますが、一般的なものより「オンリーワン」だと思うんです。もちろん、協調性も持ちつつ。

そんな50'sはこれからも自分のサウンドとしてかかせないものとなるでしょう。
ボロボロで修理して、もうそろそろ寿命ではありますが本当に大切にしたい僕の相棒ですね。

これからも宜しく頼むぜ!50's。
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