Feb20
いいえ きっと、あなたのキス程きらめくはずないもの
2008年2月20日 成田どんぐり
もしも明日世界が終わるとして、誰が僕に会いに来てくれるんだろうよりも、もしも明日世界が始まるとして、僕は誰を迎えに行くんだろうの方が大切な気がする。

今、サイゼリアにいます。僕が鼻毛を抜いている隣の席で青年が本を読んでいます。「おい青年、君までオレを置いてくのか?ちょっと待ってくれよ。」
ところでこの青年、さっきから親指と人差し指だけを使ってスプーンを持つ。“さては”どころじゃない。お前、絶対に昨日『L』観たろ?もしくはオカリナ奏者。どっちかやにゃ。

いや、そんで話戻るけど、オレは本を読まん、全く読まん。1ページで嫌になる。一時期、バンド練習にも不参加になってしまったくらい本気で恋をしていた広瀬亜紀(綾瀬はるか)。彼女が主人公の『世界の中心~』でさえも3ページで嫌になってやめた。

まぁどーせみんな読んでないだろ、なんて安心しちよったけど、みんな意外に本読むがやね。びっくりした。
“西東京の歩く偏差値”ことpalのがんちゃんはもちろんのこと、“西東京の歩く路地裏”8fragの仁志もなかなかの読書家。
そんでもって“西東京の歩くピンクローター”palの水やん、“西東京の歩く陰部”8fragの雄三とゆうバカ部類の部屋にまで何冊か小説があった。
“鳩ヶ谷の歩くプルトニウム”THROWING LIFEの島田さんに至っては読むどころか出版までしちゅう。

そして何よりショックやったのは、『一生、本なんて読まずに僕らは明日へ同盟』副会長でもあり、最後の砦だと思っていた“西東京の歩く精液”ことガッツ大久保、奴までもが最近少し本を読み始めたらしい。
「本…なかなかいいよ…。」なんて言いやがりよった!

くっ!なんて事だ!あんな頭のハゲ上がった奴にまで差をつけられるとは!

少し頑張ってみようかな。まずは『ズッコケ三人組』シリーズから慣らしていくか。あいつら本当にズッコケだからおもしろいよにゃー。
んー、でもやっぱ奴らのズッコケっぷりをもってしても全く読む気になれん。

まぁいいや。オレにはテレビがあるもんね。27時間テレビが見たくてバイト辞めたくらい、テレビが好き。
そんでね、最近一人でテレビを見ながら笑うようになった。少し前まではそんな事一切無かったのに。でも悪くない。

オレはテレビを見ながら笑う人が好きだ。すごく安心する。ツンデレもいいけれど、やっぱりなんだかんだで、いっつも笑いゆう人が一番好き。
もしも明日世界が終わるとして、誰が僕に会いに来てくれるんだろうよりも、もしも明日世界が始まるとして、僕は誰を迎えに行くんだろうの方が大切な気がする。

そう教えてくれた。
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