Apr4
小さな勇者(歌詞)
2006年4月04日 哀愁JACK淳
息を切らせて公園の中 駆ける、駈ける、ひたすら翔ける
肩より少し長いあなたの髪がふわり風にたなびく
口にくわえたボールは少し空気が抜けポトリと落ちた
あなたは軽く微笑みながら 僕の頭優しく撫でた
あぁ、こんな幸せな日々がいつまでもずっと続くように
あなたを命懸けて守るんだ
大丈夫、僕がいるから たとえあなたが襲われても
自慢のツメとキバで どんな敵も追い払うから

ある日の午後の散歩の帰り 物陰から現れた男
その手に光る鋭い刃 人通りもなく脅えるあなた
飛びかかりかみついた キバが腕に突き刺さる
手ごたえはあったけど 何故かお腹が痛いんだ
大丈夫、僕にまかせて たとえこの身が朽ち果てても
あなたを守りぬくよ たとえこの心滅びても

命懸けの抵抗に男は逃げた だけど気付いた、僕のお腹に鋭い刃・・・!

抱きよせて泣きじゃくり 僕の名前を呼ぶあなた
大丈夫、ただ少し眠りにつくだけだよ
泣かないで!僕はちっとも後悔などしていないから
笑って頑張ったねと 優しく撫でてほしいだけなんだ
さよなら、幸せだった お別れは少し淋しいけど
さよなら、幸せだった日々を夢に見て目を閉じるよ
さよなら・・・

古びた首輪古びたロープ古びた小屋はあの日のままに
遠い昔に眠りについた 今は亡き小さな勇者の歌
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