Aug30
鎖。自分の行動を縛る存在。
2012年8月30日 Ira Roiyuh
呪縛からの離脱、というテーマで新曲を作っています。


恐れや怠惰、疲労などで、行動できないでいると、
自分は何をやっているんだろう、と、
自分の価値を見失うことがあるようです。

自分に価値がないという結論に達しないように、
例えば無理な頼みを引き受けたり、
おかしいと思いながら口をつぐんだり、
あるいは他者に理不尽を吐き出したりしていく中で、
なんのためにそれを選ぶのかがわからなくなって、
急に全てが虚しく思えたり。

理想から遠退いてしまったからと、一度夢を諦めると、
今度は行動しないもっともらしい理由が現れて、
本物の鎖のような束縛感や閉鎖感が現れて、
酷くなると身体の機能障害までに発展したり。


でも、本心はそこから離脱すること、
自分の目的に向かうことを願っていて。
それでも鎖がある故に動けないでいて。


それを破るきっかけって、
状態がたまたまよくなったから、でもなく、
自分はこうするんだ!という偉大な決意でもなく、
諦めからやらなくなった、ちょっとしたことの積み重ねだったり、
あるいは誰かが背中をポンと押したから、のような気がしています。

一度ギアが動いたら、それを止めないように、
行動を大切にしていると、
気付くころには大分先に進んでいるんじゃないでしょうか。

恐怖や不安はあるけれど、
それでも確かな理想があって、
そこに向かって背中を押された自分。
そういう曲です。是非お楽しみに!
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