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これ俺以外の誰か書いてくれねぇかな?第14回
2007年2月01日 横山
 

 皆さんは、「大人の科学」(「大人」と聞いてエロいこと想像した奴、先生は君のこと大好きなんだけど、今すぐ星に帰れ☆)という雑誌をご存知でしょうか?



 毎号様々な付録が付き、自作でラジオやプラネタリウムなどが作れる楽しげな雑誌です。ちゃんと仕組みの解説や、発明者の紹介なども載っていて、楽しく勉強できます。今回は宮崎あおいの使用インタビューも載っていました。


 
 僕はこの雑誌を知ったのが割りと遅かったので、「天体望遠鏡」と、「ステレオピンホールカメラ」しか持っていないのですが、現在大いにはまっております。



 というわけで、この度「ステレオピンホールカメラ」を製作してみました!いやぁ、ものの1時間でちっちゃいカメラができちゃいましたよ♪



 「ステレオピンホールカ略」はレンズの無いカメラで、針の先ほどの穴から直接光を取り込み、フィルムを感光させます。レンズが無いため光を集中させることが出来ず、ややピンぼけた写真になるのですが、それがまた味のあるいい写真になるんですよ♪(知ったような口きいてますが基本受け売りです。)



 また、今回のカメラはモノラルではなく、あくまで「ステレオピンホ略」なので、それなりの特性があるのです。
 カメラには光を取り込む穴が2つ空いており、被写体のやや左右から見た少しズレた像を同時に写すことができるのです。これにより何が出来るかというと...






 セットの専用眼鏡(?)を使って見ると、写真が飛び出して見える!!






 しかも全部が全部そうなるわけじゃなく、一枚にしたいときは切り替え一発でパノラマ写真に早代わり☆なんと面白い物体!!ありがとう学○!大好きだぜ○研!
 


 しかもこの「ステレオ略」、値段はなんと¥2300。大人じゃなくとも買えるというDIEサービスっぷり。僕は小学校時代理科が大好きだったので、もし当時こんな物が売っていたら、出る度親にねだって買ってもらっていたことでしょう...。むしろ当時、授業でこんなことやってほしかったなぁ...。



 そして今、この「ス略」をどうにか有効利用できないか思案していたところ、一つ画期的な使用法を思いつきました。まずこのカメラの利点を挙げてみますと、




  1.レンズを使っていないので、至近距離でも写せる。



  2.ピンボケ気味の写りに温かみがある。



  3.前の号に自宅現像キットがある。



  4.写真が立体で見られる。





といったところでしょう。









 さて、僕と同じくらいの豊かな想像力と多面的なものの見方のできる方ならば、もう気づいた方もいることでしょう...。この頃流行の男の子、ほとほとモテない男の子...そんな君たちに告ぐ!










 さぁ、日本全国のDT諸君!君の部屋のベッドの下から海産物の香り立つ雑誌を取り出すんだ!










 そしてこの「略」を使ってお気に入りのページを撮影し、自宅で現像するがよい!君の夢の始まりだ!










 雑誌の小さな写真は、レンズの無いおかげで至近距離で写しても大丈夫。
 

 紙に印刷された薄っぺらで味気ない女の人は、ピンボケのおかげで体温さえ感じさせるようになります。
 

 カメラ屋さんやコンビニに持って行くのが恥ずかしい(というか現像してくれない)写真は、既刊の付録で自分で現像。
 

 出来た写真をセットの眼鏡で覗けば...











...もはやみなまで言うまい...。








 まさに大人の科学!!!








完成したあかつきには握った拳を力を込めて振り上げて、








「これぞ男の浪漫!!」








と大きな声で叫びましょう。その後本気で死にたくなること請け合いだよ☆








といわけで僕もそろそろ星に帰ります。



                        THE END


 
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