伝承歌劇団～エウロパの軌跡～

週一回の更新と考えていたわけですが、たいしてここのカウンターも回っていないにも関わらず･･･

「YUKKA様があのネタを一番に持ってこないなんて！」

･･･と熱いアフォな意見が早々に送られてきたので。


まったく、覚えている人ってホント昔ネタにしたことでもずーっと覚えているのねぇ。

わかったわよ。
一回目にアレはどうかなと思ったから避けたのに。

やったるわよ。

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音楽聴きま専科 Vol.02

■アルバム名：さよなら神様
■アーティスト：清田益章
++収録曲++
Ⅰ.さよなら神様
Ⅱ.H・A・Z・A・M・A
Ⅲ. The Weight
Ⅳ.Birtthday-あの日に
Ⅴ.コミュニケーション
Ⅵ.リズム
Ⅶ.ルチア-song for tomorrow
Ⅷ.SECEDE[離脱]
Ⅸ.夢のエネルギー
Ⅹ.終わりなき旅
ⅩⅠ.Breath of Psycher

↓まさかあるとは思わなかったYoutube↓
http://www.youtube.com/watch?v=dsAyq2Ymnic


ほとんどの方が「清田益章」って誰？って 思うかしら。
まぁ、正しい意見だと言えると思います。
そう、彼の職業（？）はミュージシャンではありません。

なんと、彼は「超能力者」（当時）
いや、冗談じゃなくマジで。

この通称「清田くん」こそ、その昔ユリ・ゲラーと共に日本中を揺るがした超能力少年なのである。

いや、だから本当だってば。

NASAにも駆り出された「超能力少年」清田くんが超能力開発ゲーム「マインドシーカー」（確かナムコから出たファミコンソフト）やら、超能力開発ビデオ「イデア」やらを経て・・・

バンドやろうぜ！なお年頃になった途端にやっちゃった1枚。（1990年発売で既に廃盤）

しかもフルアルバム！！


ちなみにYUKKAはマインドシーカーで予知能力者タイプという結果が出た。
Dahnaらもやっていたが結果は忘れてしまった。ぎゃふん。
21世紀になっても初期ファミコンを立ち上げるバンド、伝承歌劇団（笑）

･･･話を戻そう。


このやっちまったフルアルバムを、更に清田氏自身がプロデュース。
多彩っぷりにも程がある。

ここまで言うとネタCDのようであるが、実はこのCD、全体的に80年代歌謡ロック風で予想以上にに出来が良い。

打ち込みのショボさはツラい所だが、時代を考えれば致し方ない部分である。

表題曲でもある「さよなら神様」に至っては、キャッチーなメロディで、展開も良く、カッコイイ。歌詞も超能力者である清田くんの心意気がとても伝わってくる力強い一品だ。

決して上手いわけではないのに、清田くんのボーカルが驚くほど様になっていてピッタリくる。

このCDは超能力少年が残した更なる能力の軌跡であり、人類に向けてエスパー清田のメッセージSongの集大成でもあり、尚且つ時代と共に忘れられるには音楽的にも歴史的にもネタ的にも惜しい作品である。

現在は中古CD店でも入手困難であるが、ぜひ現在の音楽を愛する人達に聴いて頂き、改めて評価してもらいたい。
そんな一品。


余談だが、ここ近年で清田氏は自身のブログに「自分は超能力者ではない」と発表、一部マニアに衝撃を与えていたりする。