Mar21
東日本大震災「気持ち」
2011年3月21日 YUTAKA
震災に遭われた方、そのご家族の方、復興支援に関わっている方、遠方で小さからず節電等色々な事に関わっている日本国民、みんなでがんばっていきましょう!


暗い災害のことばかり書いていると、「大震災」と検索した方に暗い情報しか伝わらないので、私は明るい事を書こうと思います。


私は津波では無いですが、鹿児島出身ということもあり、台風で被災した事があります。


救急車で避難所まで逃げました。


ほんと怖かったです。

家に帰るなり、家の壁が無くなっていました。

その後は4日間の大停電です。

でもその時いつも母親(私は片親です)が口にしてたのが、「起きた事はしょうがないんだから、後は前を見るだけ。なんとかなるんだから。人間はそんなに弱くは無い」でした。

その後引越しや、片付けなど色々あり、反面動転していましたが、今思うと、前向きな言葉に助けられてきたと思います。

そして、その4日間の大停電の時、母親が言った「この何も無いときだからこそ、ゆっくり時間を楽しまないと」と言っていました。

今回の計画停電でも、私の家族とゆっくり話を出来る時間が出来ています。


私の被災の際は、誰にも支援されることは無く、自力で我が家を立て直したと思います。


災害の大小で、支援等必要になるとは思いますが、一番大切なのは、自分自身の強い心だと思います。


悲しいこともたくさんあったけど、今では人に私の経験を伝える良い経験だと思っています。


起きた事は悔んでも終わりは無い。後は進むだけ、明るく進めば明るく進む、暗く進めば暗く進む。


気持ちを強く持って、今だからこそ明るく、進んで行ってもらいたいと思います。


5年後、10年後、今回の亡くなった方や行方不明の方が、どこかで、「もう大丈夫だな」と思えるようになることが一番の復興だと私は思います。
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