Sep27
握りしめたその手。〜Ⅱ〜
2008年9月27日 コーコ
コーコ blog「哀しみが晴れる日」より
http://blog.livedoor.jp/cromagarage/

握りっぱなしのその手は誰も幸せに出来ず。
私を心から思ってくれた人にさえ、何も考えられずただただ怒り狂った。

イライラして死にそうだった。

でも私を怒りで爆発させたそいつは私から逃げなかった。素直になれと追いかけ回された。

逃げまくって疲れ果てて気付いたら握りしめたその手を開いてた。

そしたら急にわかった。そいつの優しさも自分の脆さ、情けなさも。

だからそいつにありのままの私の気持ちを話した。それでわかり合えなかったらこいつとは縁を切るつもりで。

そいつは以外にもあっさり私を認めてくれた。

そいつは鎧ガチガチの私をただ否定したわけじゃなく、もっと楽になれと言っていただけだとその時やっと気付いた。

力が抜けてただただ嬉しかった。
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