Jul17
「そらあんた、かっこよくておもしろかったら最強やで」
2008年7月17日 カオスマンの今夜も脇道放談31
今日は休みゆえスティック持って吉祥寺にやって来たがそういや改築中だったいせやが完成していた事を思い出し、飲みに行く。

綺麗になっても全然雰囲気は変わらない。

昼間から飲む事は最高に贅沢なのであって、そこに平日休みという事も相成って良い気分になっていた。

生前常連で有名だった高田渡氏のドキュメント映画のポスターを眺めたり、いきなり焼き場の炭がバーストしたり、持参した町田康の文庫本を読んだり、外国の観光客が日本語本を片手に立ち飲みスペースで飲んでいたり、テンガロンを被ったおっさんは芸能人に見えるが誰だったっけなと考えたり、税金税金搾取搾取と今も昔も変わらない話題で論破し合っているおっさん達の会話に耳を傾けたり、いせやだけかもしれない。独りでも苦痛にならない店は。

おしゃれバーでマスターと話題の引き出しを競い合う技量は明らかに持ち合わせていない。

酒毒に侵された脳が紡ぎ出す文と小学生の卒業文集の文章のおもろさはイコールに近い気がする。

下らない羞恥心でオモローな事をスルーするのは止めにしたい。

ひとはなんだかんだで自分の感じることを誰かに話したくなるようにできているのよ。

ボーっとする頭で考えた事。

「生きる意味だとか、幸せはなんだとか、自分探しだとかそんな下らない事考えるのは今すぐ止めなさい。」

「クソみたいな仕事でも好きな事だけやってても憂鬱はつきまとうのよ」

「真の意味で現実をさっさと受け入れなさい」


結局私の脳はまだまだ暇を持て余している様である。
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