Dec3
『月影-tsukikage-』
2010年12月03日 水無月あやめ
沈黙の泉に肩まで浸かり  操(少女)を魔守り貫(ヌ)いた
元(ハジメ)から決めていたの  捧げるあのひと

蛇が獲物を狙う其の奥に 
優しさがあるとまだ信じている

月影妖しき 心は裏腹
爪痕が語る痛みは幸福(シアワセ)の証?
上辺だけ なんて哀しい事でしょう
種を撒いても 実らぬ果実




泡沫の想いは季節を流れ  少女を女(オトナ)にした
変色(カワラ)ないものはひとつ  この褪せない美貌

男(ヘビ)が女(エモノ)を捌く其の奥に 優しさなどない やっと気付いたの

月影麗し  身体は従順
涙で演じる純粋で酔わせてあげる
上辺だけ なんて素晴らしいのでしょう
愛を撒いても 咲かない花弁



男(ヘビ)が女(エモノ)を捌く其の奥に 
優しさなどない やっと気付いたの


月影麗し  身体は従順
涙で演じる純粋で酔わせてあげる
上辺だけ なんて素晴らしいのでしょう
愛を撒いても 咲かない花弁


月影纏(マトイ)し  心を奪って
解(ホド)いた真実 末(オワリ)まで教えてあげる
上辺だけの私なんて苦しいだけ
必要なのは あのひとの哀(アイ) 
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