Jun30
6/30 Sandinista - Yamagata
2008年6月30日 Moor Works
前日の良いライブの流れを引き継いで、隣県の山形へ。ムーアワークスが主催するツアー史上初のJR仙山線(仙台~山形)を利用して移動です。この鉄道は両県の間に聳える山を超えて行く、車窓からの景色が非常に美しい路線です。今回はアーティストが一人(彼女つきではありますが)なので、自動車はほとんど使っていません。景色を楽しみ、かつ眠り、語り、山形に到着しました。リハが終わり、山形の町並みをぶらつくと、コロラドのデンバーに似ていると言っていました。山に囲まれているのが、そう感じさせたのだと思います。

さて、イベントが始まりました。毎回文字通りスモーキーになってしまっていた会場ですが、若干換気が改善されていて安心しました。というのもアンドリュー彼女はタバコに耐えられない人で、アンドリュー本人も気にしていたからです。今回はJoan Of Arcと一緒でしたが、今まで彼は実は彼らを聞いた事がないとの事。カンザスの友人に対バンする事を告げると、その友人が異常に興奮していたそうで、その時点で初めて凄いバンドと気付いたそうです。アメリカのバンドとやる時は基本的に彼は「コンペティション(競争)」を意識してしまうのよ、と彼女が言っていました。案外負けん気が強いんですね。

今回は新曲を1~2曲、セットに入れていたようです。フィンガーの曲がお客さんの反応が良いと感じ取り、フィンガーピッキングの曲をより多く演奏していました。練習の虫の彼はホテルでも本当に一生懸命練習しており、その成果が着実に現れています。弾き方を見せてもらいましたが、教則本にあるような通常の弾き方ではなく、完全にオリジナルで変わった弾き方です。音が頭の中で鳴り、それをいかに楽器で表現するかを考えた末たどり着いたのだと思います。今日は声の調子が良いのですが、何故かマイクとの相性がいまいちで、声の魅力を堪能するには至りませんでしたが、それでもしっかりまとめあげていました。バースペースの話し声が気になってしまい集中出来ず、ちゃんと演奏出来たか心配だと彼は言っていました。

きっと大丈夫だったと思います。フロントに並んだ友人たちや会場からは、前日と同じくらいたくさんの拍手を頂いていたからです。ショウを終えた彼はぐったりと即寝でした(笑)明日はオフです!ゆっくりと休んで下さい。
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