Jun25
Andrew合流
2008年6月25日 Moor Works
二日連続成田空港という有り得ない日程で、ついにアンドリューと合流しました。通関手続きに一時間くらいかかるかと思い、到着予定の一時間後に合わせて行ったのですが、京成線が成田空港に着く少し前に公衆電話から電話が入りました。電車内だったので留守電に設定し、メッセージを聞くと到着ロビーにいるとの事。携帯の成田空港サイトをチェックしたら、若干早く到着していたみたいです。二階の到着ロビーに上がるとすぐに目の前にいました、不安そうな表情の髭 (マスタッシュ)が(笑)。

とりあえず挨拶して、上野へ。普段は車で都内へ戻るのですが、今回はアーティストが一人という事で初の電車での戻りです。とにかく成田空港は遠くて不便で有名ですが、電車だと更にリアルにそれを感じる事が出来ます。長いです。繰り返しますが僕は二往復目です。昨日今日で本を2冊くらい読み終わる時間を費やしている訳ですね、さすがに疲れが。ただ、この移動時間、アーティストとの交流には向いているかもしれません。運転しなくて良い分、とにかくたくさん喋れました。

今回彼は公演日数に比べ、二倍近く(!)のオフがあるので、半分旅行気分のリラックスした感じです。ツアー前にひょんな事から僕とアンドリューは口論になってしまったのですが、今は仲直りして会話が弾みます。ハーバードというのが先にあると、どんな秀才なのかと思いましたが、やっぱり普通ですよね、話す分には。すみません、田舎者なんでハーバード出身者なんかと会った事なくて・・・ナイスな人柄で、いつもアーティストの人柄には恵まれているな~と感謝してます。

上野に着いてから、ラーメンを食べました。彼はベジタリアンではありませんので、今回は何でもアリです。何でも一回ベジタリアンになろうとトライはしたらしいのですが、肉を食いたいという禁断症状が出てギブアップしたとか。カンザス出身で、カンザスと言えばカンザスビーフ、という事で肉が美味しくて止めれないんだそうです。そんな彼は少~し肉付きが良かったりもします(笑)。

さてさてラーメンも食べ終わり、彼のツアー前の小旅行中の滞在先となるホテルのある新大久保へ。ここはコリアンタウンとして有名ですが、彼はソウルに住んでいた事があるので、街の雰囲気は大いに気に入ったようです。26日のショウまでのオフの期間、彼は自腹で泊まるので、安い宿を取るのを頼まれていたんです。決してムーアワークスがアーティストを安宿に泊まらせた訳ではないんですよ!(とは言っても僕自身、出張中に多用するホテルなんですが。あ、懐具合がバレる・・・)
荷物をホテルに置き、渋谷へ。僕は渋谷の事を海外からのアーティストに「日本のタイムズスクウェア的な場所」とめちゃめちゃ乱暴に説明をするのですが、それを聞いて是非行きたい、という事で連れて行きました。ちょうどラッシュアワーで、これぞ!という位人のいる渋谷(それでもまだまだ、でしたけど)を見た彼は目を丸くして「クレイジー」と言っていました。(大概どのアーティストも同じ反応をします。) センター街を歩くとHMV渋谷店さんがあったので、彼に何気なく「君のCDが展開されてるんだぜ」と言ったら、目を輝かせ「行こう!」と。「父さん母さんに伝えよう」と。あ、やばい、展開まだ終わってないよな、って僕は内心焦りました(笑)三階に行くと、いつもお世話になっているスタッフの方が目の前に!アポなしで凄い申し訳なかったんですが、アンドリューを紹介させて頂きました。「あ、凄い、写真と同じ顔だ!(笑)」

試聴機、見事に展開されてまして、アンドリューのテンションはかなり上がってました!いつも本当にありがとうございます!ジャケ写が並んでて、僕も「あ、凄い写真と同じ顔だ!(笑)」と思わず笑ってしまいました。顔のアップのジャケなんで、何だかそこに本人がいると凄い不思議な感じなんですよ。説明しづらいんですが、異様な気分でした(笑)。何でアップにしたんだろ・・・アンドリューにメッセージを書いてもらったので、機会があったら是非見て下さい!スタッフの方に見た目が若いと言ってもらい、ご満悦なアンドリュー君が書きました。

それからコーヒーを飲みながら、色々とお喋りしました。彼の楽曲に対する姿勢を聞いたりしたのですが、彼は作曲に関しては産みの苦しみを味わう事はなく、むしろアレンジがそうなのだそうです。スコアを起こしたりとか、仕事的な部分が多く、逆に作詞や作曲はナチュラルに頭から出て来るらしいのです。止まらずにひたすら出て来るという事で新譜の発売から間もないのに、既に20曲(!)近くストックがあるとの事でした。今回の日本ツアー限定でその作品の一部を発売するとの事ですので、興味のある方は是非買ってあげて下さいね!

雨が降って来てしまい、僕は傘がなかったのでアンドリューの傘に入れてもらい、「ゲイに見えるよな(笑)」と言いながら二人で渋谷駅へ戻りました。僕は一旦仙台へ戻るので、ここでバイバイです。個人的にもツアー久々なんでこれから楽しみです。

では東京楽しんでね、アンドリュー!
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